初めて推しのチェキが当たった
久しぶりに東京に来ました。
主な目的は太田さんと佐藤くんのイベントで、宝塚boys、特撮舞台挨拶と、ジャンプ展にも行く予定です。一泊二日で盛り込みすぎでは?!
さらに違う舞台ぶっこもうとしてたのですが友人に「ジャンプ展わりかし並ぶで!」っと言われたので泣く泣く削りました。
もう一泊すりゃ良かった…
太田さんのイベントはここ最近ずっとTIATスカイホールという羽田空港の中にあるホールです。
アクセスしやすく有難いのですがケチって早朝の便に乗ったのでめちゃくちゃ暇…なのでカフェでブログ書きます。
前置きが長い!
そう。タイトルにもしたんですが初めて!初めて太田さんのチェキが当たったんですー泣
嬉しすぎて同様して家で叫んでしまいました。
くじ運も普通、席運もまぁ普通なんですが、懸賞系はまぁ打率良くて、5割くらいでものが当たるんですけど、太田さんに限って!!推しに限っては欲が見破られてるのか本気度が強すぎるのか全く当たらなかったんです…
生写真はお金出せば手に入るけど、チェキはお金出しても手に入らないし、この世に一枚だけなんだよー!!!
雑誌のアンケートとかウェブアンケートとかも割とマメに応募してたんですがことごとく外れ!イベントの座席当選とかも絶対当たらない笑
もうこりゃとことんダメだなーっと思いつつもアンケート答えてファンいるよアピールはしとこうと、ちまちま続けておりました。
そしたら四年越しに!!
サイン入りのチェキがー!!!泣泣泣
めちゃくちゃ可愛かったし嬉しかったです。
継続は力なり…
大事にします。
皆さま、座席当選は完全に運ですが、懸賞系は感想とか丁寧に書いたら割と打率いいと思うので、諦めずに頑張っていきましょう!!
それでは、イベント行ってきます!
言葉と肉体の洪水に溺れる『半神』
雑感
大阪公演観てきました。めちゃくちゃ良かったです。
もともと原作が好きだったし、こういう小劇場とかアングラ・実験的な舞台も好きだったので大いに楽しみました。野田秀樹さんの舞台、なにげに見たことなくて(見たいと思っても毎回チケット争奪戦がしんどい…)中屋敷さん演出で触れられて良かったなと。NODA・MAPいつか絶対みたいな。
そしてまさか「半神」に太田さんが出るとは思ってなかったので嬉しい。きっと黒ステで中屋敷さんとのご縁があったからですね。中屋敷さん、ありがとうございます…!
あらすじ・脚本について
痩せこけて醜い容姿ながら高い知能を持つ姉のシュラ(桜井玲香)と、誰からも愛される美しい容姿だが知能が低く話すこともできない妹のマリア(藤間爽子)。だが、2人の身体はつながっている結合双生児の姉妹だった。姉のシュラは、いつまでも愛らしく無邪気で周りの人々の寵愛を一身に集める妹のことを疎ましく思いながらも、マリアを支えつつ2人で生きていた。
しかし、10歳を目前にして2人の身体はその負担に耐え切れず衰弱してしまう。救う方法はただ一つ、2人を切り離すこと。果たして、2人のゆく先は……?
ホームページより。
原作は萩尾望都さんの傑作短編漫画『半神』。わずか15ページの原作ですが、何度読んでも素晴らしい名作です。未読の方はぜひ。
この原作を野田秀樹さんが大胆脚色。おそらく萩尾さんの作品の『霧笛(原作:レイ・ブラッドベリ)』からの引用も多いです。 『ウは宇宙船のウ』に入ってます。
肉体と言葉の洪水
膨大なセリフに加え、運動量も半端なく、洪水にのまれるような2時間でした。
この記事の写真にあるとおり、セットの木の床がなだらかに傾斜していて、更に舞台奥で急激なカーブを描いて直角に立っていて、IMPの見づらい客席(前方列がフラットなんですよ…)でも見やすいです。ありがたい!
しかし反面役者の体にはむちゃくちゃ負担がかかっていると思われ……
傾斜のなか、踊ったり走ったりが多いし、また壁にはブロック状の棚みたいなものがあって、そこに飛び乗ったりクライミングのように登ったり引っかかったり。
私の見た回、なんどかけつまずいたりしてる人がいてハラハラ。
ダンスが多用されていたのですが、モノにしてる人と、体に馴染んでない人の差がはっきり見えてしまって気になりました。
セリフが早口&情報量多くてお頭がパンクするかと思いました。しかし終わったあとには心地いい疲労感。「あー…お芝居、見たな!」
キャストについて
シュラ…桜井玲香さん
いやー素敵でした!音楽番組をめっきり見なくなったのですごい人気らしい。乃木坂。くらいしか知識がないんですけど(申し訳ない)アイドルされている上で培われたものを遺憾なく発揮されているんだろうなという印象。早くて鋭い動き!
桜井さん自身はすごくきれいな方なので、どうやって醜いシュラを演じるんだろうと思ったら、ボサボサの茶髪に低ーい声で醜さを表現。なるほどなー!
めっちゃかっこよかったです。
マリア…藤間爽子さん
シュラと反対になめらかで美しい動き。日本舞踊の方なんですね。
あどけない笑顔と透明感が素敵。
シュラマリア、衣装がよかったなー!そしててっきり布とかでくっついてると思っていたけど完全に独立した衣装で、動きで「二人で一人」を表現してるのが良い。
先生…太田基裕さん
原作では完全にシュラ(漫画ではユージー)に感情移入してたんですけど、私が太田さんファンということもあってか、脚本の構成のせいか、家庭教師の目線が一番観客に近いような印象でした。面白い。
不思議の国のアリスみたいな立ち位置だなと思いました。
「割り切れない世界」というキーワードがよく出てくるのですが、その世界に翻弄される双子と、その双子に、なくなったおじいちゃんに翻弄される姿が異世界に迷い込んだ我々と親しくて、ほっとする役どころ。
この記事でも不安を漏らされてますが今回太田さんすごく悩んだろうな…とか苦しそうだな…と思うことが多々あり。
それがなんか悩める「先生」としての相応効果をなしていていい化学反応だったんじゃないかなと思います(贔屓目?)真面目な方なので、すごく悩んだ軌跡が見える。
余裕ある姿より、あわあわしてたり、チャレンジされてる姿をみたいので、これからもいろいろ挑戦してほしいなーと勝手に思いました。(スパルタオタク)
しかしこんなに膨大なセリフを喋る推し初めてかもしれんな…と感動もしました(笑)
あとダンスが馴染みないコンテンポラリーダンスということもあってか体に馴染んでなさすぎて良くない意味でどきどきした…芝居してるときの動きはいいのに…
「ああ、振り付けられてるのを動いてるんだなあ」って瞬間が多々あって…振り付け…もう少し太田さんの体に合った動きを付けて欲しかったな…
あと書生姿最高。
なんでブロマイドないんですか!!!!!!
右子・ガブリエル…田中穂先さん
黒ステでみた穂先くん、めっちゃ上手いなーって黒ステから思ってたけどやっぱりうまかった。背も高いし体も効いて、女装も似合ってて素敵。柿喰う客また見ないとだわ。
左子・マーメイド…浅場万矢さん
声がめちゃくちゃ聞き取りやすくて心地いい…面白くてきれいで気づいたら出番を待ってた
老数学者・老ドクター…松村武さん
すごかったー…きっと野田さんの役だなとすぐわかる、かき回しまくるキーマン・トリックスター。ドキドキさせられる。
まとめ
中屋敷さんの演出やっぱ好きだわ…と革新したので今度は作・演も中屋敷さんのを見たい。
最近はミュージカルが多かった太田さん。ストレートもやっぱりいいなって噛み締めました。声がいいの…あと毎回ばか?って感じですけど「大きい…」って思う…女の人も多かったからかな。スタイルがいいって素晴らしい〜
惚れ直しました。毎回惚れ直してるしずっと惚れてるんですけども。
何かございましたら。
https://marshmallow-qa.com/tokko?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
良エンタメ!なミュージカル『アメリ』
見てきました!
原作は言わずとしれたおしゃれ映画。私も中学生の時にみたはず。音楽とか雰囲気が良かったけどほとんど覚えてない状態で観劇に望みました。
演出について
全体の感想としては映画「アメリ」をかなりエンタメにしたなーという感じ。
テンポよく、くるくる変わるセットにたくさんの小道具でメリハリがあったので飽きずに見れました。
セットが可愛かった!真っ白なパリの街のセットに影絵や映像がたくさん映り込む。ドアを開くと鮮やかな赤や黄色の部屋。モノクロの現実と、内面のカラフルさを強調したかったのかな?と。
基本プロジェクションマッピング否定派なんですけど、今回はいい感じだったのでは?
ヒロインアメリと相手役ニノが街を追いかけっこするたびくるくる建物が移動したり、電話ボックスが現れたり消えたりして、目で見て楽しめた。映画とはまた違ったビジュアルの楽しみがあったなーと。今風というか。
音楽があんまり耳に残らないのが残念。映画がすっごく印象的だっただけに。
Amelie Soundtrack - Yann Tiersen {Original-Unmute}
AKBという守られた場所から女優として外に出ていくことになった渡辺麻友ことまゆゆをコミュニケーションを取ることが苦手だけど、恋をして変わろうとする、一歩踏み出すアメリにしたのはいいなーと思いました。狙ってたと思うんだけど狙い通りですね。
キャスト
アメリ・まゆゆ
可愛かった!顔小さくて肌が陶器みたいで足が細すぎて心配になるくらい。人種が違うなと思いました。
声が少し細く、表情が少し硬かったけど初舞台とは思えない。
ニノ・太田さん
私の好きな情けない役の太田さんだ!!「デパート!」のときと少し似た役どころなんだけどおっちょこちょいでオタクっぽくて暴走しがちででも優しい、そんなニノが最高キュートでした。
全然オタクじゃないのにオタクっぽい喋りがうまいんだけど何で?笑
這いつくばって証明写真の機械に手突っ込んだり、アルバム忘れて電車でパニクったりしてるの面白すぎた。ハマる。
でも歌うと腹から声ヴァーーーーーーーーン!!ってでて最高。皆ー!この素敵な人が私の推しでーす!!!って誇らしくなりました。まあ私は何もしてないんですけど…
紫のパーカーとか緑のシャツに青いネクタイとかいうトンチキファッションがとても似合ってました。好きです。
ちびアメリ・叶英奈ちゃん
激ラブリーだった。最近の子役、うますぎるししっかりしててビビる。演技以外にもたくさんタスクこなしてて大人顔負けです。カテコのとき、ちょっと見切れる位置だったんだけど出る前指揮しててかわいすぎた…連れて帰りたい。また見たいなー!
藤木孝さん
アマゾンズの会長だよ!!いい声で歌もうまくてびっくりした。アマゾンズのせいで怖いイメージがあったんだけど孤独で優しい画家を好演してらっしゃって、萌えました。カテコでもノリノリで素敵でした。
藤木さんだけじゃなくて植本さんや勝矢さんといったベテラン勢がうまくて安心したなー。女性では野口かおるさんがSM店の店員のときめっちゃ面白かった。独壇場。
客層
元AKBのまゆゆの主演作、というわけで、客層もちょっと違う感じでした。
アイドルがいる舞台ってペンラもってきたりとか、声かけたりする人がいたりすることもあり嫌な思い出もあるんですけど今回はそこまでそんなに気にはならなかったかなと。(携帯ならしたやつは許してないよ!)
男の人が多かったけど、女の子のまゆゆファンも沢山いて、「あ、やっぱり同性人気高いんだな!」と実感。たくさんブロマイド買ってにこにこしてていいなーって思いました。ポスター山ほど買ってた人がいたんだけどあれはどうするの…?転売?それとも部屋に飾るのかな(壁紙?)
私は太田さんのブロマイドとパンフを買いました。
客席は反応がちょっとでかすぎる印象。ギャグのところとかで手を叩いて笑ったりする人がいてびっくりしたかな。
しかし今年は森ノ宮にめっちゃ行くなあ。
トイレのテキパキした誘導とでかい声で携帯切ってくれ!っていってくれるところが好き(それにもかかわらず鳴らしたやつ許さねー)
物販の動線はどうにかしてくれ!!会計スタッフ二人しかいなくて牛歩だったなあ。これは困った。
次の太田さんの舞台の観劇は来月の「半神」。原作大好きだし、野田さん版初めて見るし、演出中屋敷さんなので楽しみです。
まったりおたく&マシュマロ
まったりしている。
気が狂ったように遠征もしないし、観たいもの観て、観たくないものみないようにしたらすごく落ち着いている。
推しというからには全通しろとか、できるだけ通え!って思うオタクの皆さんもいると思うけど今は「いや私の勝手だし、私のお金だし、時間だし、所詮趣味だしな」という感じ。
みなさんは推しが出てるおもんない舞台と推しが出てないけど面白い舞台、どっちが楽しいですか?
私は圧倒的後者だなーって思うのでまあ一回は必ず観るけど。無理してしんどい思いをしてまで推しの演技がいいなとか歌がいいなという一瞬のために苦行を積むのは向いてないなと思う。
多分役者オタクの前に舞台作品のオタクなんだと思う。
面白い舞台がみたい。そこに推しがいたら最高。
そう思ってからすごく楽になったしDDといわれようがなんだろうが
まったり無理せず、でも観たい公演は好きなだけ行く
というスタンスで行こうと思っている。
遠征も無理しない。今絶賛東京公演中であんまりお客が入ってないとか言われていますけどまあ大阪は行くし、次も7月だし8月のイベントはいくし(とれたら…取れるよね?)
あとは今年の特撮は戦隊にぼんやりハマってるので、初めてGロッソの素面舞台といわれるものデビューしたいです。
なんと私には珍しく女の子キャラにはまっています。
ずっと好きなジャンルは男だったのに…!!!
黒ステでも桃井ちゃんが可愛かったからずっと杉ありさちゃんのインスタチェックしてるし…(めっちゃかわいいから見てください)
好きな女の子は風の谷のナウシカとラブライブ!の海未ちゃんくらいだったのに…
毎週日曜9:30が待ち遠しい。
そういえばなんかツイッター連携しなくてもいい質問箱的なんがあればいいなと思ってたらマシュマロは連携しなくてもいいんだね!というわけで
何かあれば!
https://marshmallow-qa.com/tokko?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
世界一上品な「アタイ」が聴ける。 ミュージカル『Romale』
太田さんが出ているロマーレ、観てきました!
いやー推しが梅芸に立つと嬉しいですね。正確にはシアタードラマシティですけど箱の大きさ的にはこれくらいが一番好き。
椅子もふかふか!段差もある。見やすい。スタッフさんも優しい。大好きな劇場です。
ストーリーと演出
1830年スペインのセビリア。軍の規律に忠実な衛兵のホセは、妖しい魅力をもつロマ族の女工カルメンと出会う。そして一瞬で燃え上がるような宿命の恋が始まった。ホセは誰の指示も受けず自由に生きるカルメンに身も心も溺れ、後戻り出来ない状況に陥っていく。だが、カルメンは「私って女はきっとあんたを不幸にする」と言い放つ。
カルメンの魅力に翻弄された男はホセだけではなかった。ホセの上司・スニーガ中尉、カルメンの夫・ガルシア、イギリス貴族・ローレンス ― 彼らに嫉妬したホセの愛は狂おしいまでになってゆく……。
それから約50年後、フランス人学者・ジャンはカルメンの足跡をたどるうちに、彼女を知るという老人と出会う。老人の話から浮かび上がってきたカルメンの意外な真実とは……。
死してなお多くの人の心を揺さぶる、カルメンの熱い魂が現代に語りかける。
原案?の「カルメン」は大昔に市民オペラで見たんだけど、なんか悪女カルメンがホセをだまくらかして最後闘牛士がでてきてなんか二人して死んだっけ?ぐらいのひどい知識でみたんだけど、楽しかったです。
サブタイトルにあるように「ロマ」族の女として流浪して生きるカルメンと、白人の若いホセは惹かれ合いつつもあまりに出自が違う子生き方が違うからすれ違いがバンバン起こっていく。
松下くんと花總さんの年齢差があるから納得できた部分が大きかったかも。
松下さん演じつホセの若さゆえのあまちゃんな部分と暴走。
もしもっと年配の役者がやったら「いやいや落ち着けよ!」って突っ込んでしまいそうなくらい一途で勝手なホセ。それがなんか可愛くも見えたのが良かったです。母性本能をくすぐる的な?
演出はすごい宝塚的!
少女漫画っぽいというか、イメージシーンが度々挿入されるんだけどそれがドラマティック過ぎて少し私は我に返っちゃったかも。カルメンが赤いロープ?に絡まるのとか、謎の椅子がくるくるまわったりとか。もしかしたら宝塚メイクで、宝ジェンヌが演じれば違和感はなかったのかもしれません。
最後の階段が2つに別れていく演出は良いんだけど奥の扉がめっちゃ劇場のドア!って感じで冷めちゃったなあ。ドラマティックにするなら現実に帰らせないようセットも凝ってほしいところ。チケット代高いんだしお金かけてほしい。
キャスト
花總まりさん
レディ・ベスのときに「この人のまとう貴族の雰囲気はなんなんだ?!」って思ってたんですけど今回は奔放なカルメン。どうなるんかなーと思ってましたがうーんどうしても無理してる感が。世界一「あたい」が似合わない!笑 というか「あたい」っていってても上品。声も細いからかな。
もうここまできたらもう少しお上品なカルメンにしてもよかったんでは?とも思う。
松下優也さん
若くて暴走気味のキャラがハマってました。黒執事のセバスより私は好きだなースタイル良くてアッシュの金髪がお似合い。歌はブレス音が気になるけど、もっとお上手になりそうなかんじ。又みたい役者さんだなって思いました。
伊礼彼方さん
初見だけどめちゃくちゃかっこよかった!歌が素晴らしいし動きもかっこいいし、ジャージー・ボーイズぜったいみたい欲がさらに高まりました。
太田基裕さん
出番が少ないと聞いてたんですが、1幕ちょこちょこ出てて、しかもまあまあキャラ立ちしてたので楽しかったです。冒頭何人かが布被ってほぼ顔がわからないシーンが有るんですがすぐ立ち姿でわかって「あー…私ってオタクだな」って笑ってしまいました。
金髪があんまりお顔の顔色に似合ってないのが残念。ピンクとか白とかとんでもな色は似合われるのに、茶髪と金髪が物によって全く似合わないのはなんでなんだ。ブルベ冬???(適当)
ただ優しいだけじゃなくちょっとイヤミで怖さも感じる演じ方がいい。最近悪役とかが似合われますな、
歌はソロ1つだけだったんですけど伸びやかな歌声でさらにうまくなられました?!って感じでホクホクです。もっと聞きたいよー!
終わりに
正直何度も観たい演目じゃないなあといった感じですが、花總まりさんのセカイイチお上品な「あたい」と松下優也くんの若さあふれるホセを観てほしいなーと思いました。今週の土曜までですがシアター・ドラマシティにて。
Don't think, feel. 『舞台 パタリロ!★スターダスト計画★』
観てきました!超楽しかったー!!
Don't think, feel.
タイトルにも書きましたがまじで考えるな、感じろ!系の舞台でした。勢いが凄かった。声出して笑ったの久しぶりかも。
原作は一巻だけ学生のときに勧められて読んだんですけど記憶がほとんどなく、設定を知ってる程度で観に行ったのですが、それが良かったのかも。
原作舞台はちょっと知ってる程度とか、ちょっと好きとか、こじらせる前に見た方が楽しめることが多い気がします。作品によるけど。
ネタまみれの演出
わざとチープにつくられているセットとか、小道具が面白かった!
敵役のビョルンがヘリコプターで登場してくるときに人形の乗ったヘリが滑車と糸を使って上手から下手に移動するのとか、パネルの月影先生(微妙に似てて微妙に似てないのもポイント)とか…
作者が人形として出てくるのとかもう楽屋落ちの極みで、でもパタリロだしいいやーみたいなね。そういうの、楽しい!
結構歌があったんだけどフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン以外全部口パク?だったような。それもなんかまあいっかーと思わされてしまう。
普通だったらいやちゃんと歌えよ!ってなるんだけど、そこは作品と演出の妙というか。その代わりダンスが結構踊られてて視覚的に面白かった。口パクなのがもっと分かる演出があっても面白そうだなーとも。(口閉じてるのに歌流れてるみたいなんとか)
魅力的なキャスト
とにかく全員はまってる!!細かくは違うんだろうけど、(だってあの絵柄ですよ)舞台の世界では皆しっくりきてたしバランスが良かったですね。
顔が濃い!!!!7列目くらいでみたんですけどオペラいらず。
眉毛とかどう観ても加藤諒くんなんだけどでも体型のせいかなんなのかだんだんパタリロにしか見えてこなくなるの凄いなーでも眉毛剃ってみたのもみてみたい。笑
そしてあの体型はパタリロやるために生まれたようなもの…ボックスステップ足が短くてだばだばしてるのが可愛かった。
原作ファンの友人は面白かったけど、パタリロがもっとネッチョリしてほしいなーと話していた。
バンコラン
すごかった。バンコランでしかなかった。
もともと青木くんはすごい綺麗な顔だなーでも男らしくて跡部様ほんとぴったりだなーくらいに思ってたんですがいやーあのメイクがすごいハマる!眉毛と目が近くて彫りが深いからかな?あの紫のシャドウ事故らないの凄いし、身長も高いから黒髪ロングのズラが本当にハマってて格好良かった!
時々素で笑ってるのが人間らしさでててよかった(これもこの作品の演出ならでは)
マライヒ
肉感的!!なんかあらゆるところがグラマーでえっちだった…声とかでかさが男の人なんだけどむちむちしてるから性別が迷子。バンコランに嫉妬してる時とか女の子みたい!
今回はかわいいだけでなく振り切れた嫉妬のお芝居が面白かった。あの股間押さえてガクガクしてるのギリギリすぎる。
ビョルン&アンドレセン
舞台界隈でとうとう見つかったな!小林くん!という感じ。嬉しい。
脚、綺麗!!!(ピタッとした黒い衣装ありがとう)ダンスのキレがまたよくなってる!!(しかもヒール!)歌も良くなってるー!!!!
10代の成長凄い。
ホストちゃんで観た時、ダンスはいいけど歌がいまいちでずっこけたんで今回口パク録音でほっとしてたんです。けど、最後にマライヒ、ロビー少佐と歌うところがあって、そこがもう、めちゃくちゃ良かった。
決してうまい歌じゃないんだけど、歌に心が乗ってて、胸がぎゅって締め付けられました。叶わない思いと任務を遂行するために死んでいくアンドレセン。思わず涙が滲んでしまった。
小林くん、せつない気持ちとか孤独を表現するのうまいなあ…
これからの成長が本当に楽しみです!!舞台でも映像でもいっぱいみたい。
他タマネギ部隊等
皆おもしろかった!タマネギのとき何言ってるかわからん人いたけどあのメイクと被り物のせいで誰かわからん 笑
タマネギ脱いでジャケット脱ぐところひどすぎて笑う。一人一ネタも皆面白くていいね。
魔夜メンズはアンサンブルだけどアンサンブルじゃないっていうか。皆個性的で大笑いさせられました。警察署長面白すぎ。車椅子の方も、怪我で出られなくなったタマネギの人もちゃんと生かされてるのがすごい。
しかし最近怪我多いなあ。労働環境のことを考えるとうってなる。
ロビー少佐も可憐でしたね。あのウィッグ似合う。
まとめ
歌もダンスもギャグも感動まであって、でもごちゃごちゃしすぎなくて最後のカーテンコールまでネタという風呂敷で包んじゃうのすごかった。小林顕作さんと池田鉄洋さんの手腕に感服です。又二人の作品が見たい!
というわけで大満足して劇場を後にしました。老若男女楽しんでてよかったなー。そして森ノ宮は見やすい!ロビーがせまくてごちゃつきがちなことを除けばすごく好きな劇場。黒バスでまた通います。
帰宅後すぐdアニメストアで前作を観ましたけど前作もおもしろかった!三作目が今から楽しみ。でももうアンドレセンは出ないだろうな…その前に映画かな。
余談
実は今回小林くん目当てでもありました。
前回がホストちゃんだったので心が死んでたんですけど今回は心の底から楽しめて本当に良かったです!!
しかしそんな小林くんが事務所の研音を辞めてしまった。ど、どこに所属するんだ。活動は続けるみたいだけど…もとが大手なんで心配すぎる。早く教えてー!!!
追記・・・パタリロDVD無事出るのかな…映画も…
【Amazon.co.jp限定】舞台「パタリロ! 」★スターダスト計画★【特典:ランダム舞台写真ブロマイドL版3枚セット】 [DVD]
- 出版社/メーカー: ネルケプランニング
- 発売日: 2018/07/27
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
地獄。『私のホストちゃん』REBORN〜絶唱ミナミ編〜
観劇感想が溜まっている。黒執事とポーの一族と、ドクトル・ジバゴをみた。しかしその前に書きやすいっていうか、ペン取らないとと言うか、オタクとして言いたいことがあって、今まだ熱量があるときに!と思ってこの記事を書いている。
若手俳優グループで、ホストちゃんの感想がかなり好意的なブログが多く、その感想の殆どが、「ホストちゃんやだやだって思ってたけど、楽しい!」というものでかなり肯定的だったことに驚いた。
結論から言うと私はホストちゃん、大っ嫌いだしはやく終わってほしいなって思っている。
行く前が地獄
「ホストちゃん、◯ね・・・」
去年、小林亮太くんが発表されたときから毎日とは言わないが話題が上がるたび、見かけるたびに私はつぶやいていた。
小林くんは若干19歳で、ついこの間高校をでた子。仮面ライダーアマゾンズのマモル役があまりにもかわいくて、好きになった。アラサーの私にとってあまりに年下の彼はさながら自分の子供のようなきもちで応援している。
ツイッターの更新やブログの日記もマメで、ファンへの感謝も忘れず、朝のZipでもキラキラの笑顔を振り撒いていて、文句がいいようのない子。それが小林くん。
研音という大きな事務所の次世代若手グループの彼。アマゾン以降も良いお仕事が続くといいなと思っていた。そんな矢先にホストちゃん。
オタクは激怒した。
よりによってかの悪名高いホストちゃんに出演することに。
若干19歳の男の子にホスト役をさせることに。
おそらく若い子が多いであろうファンにお金を積ませようとさせる部隊に出させる事務所に。
そんなに嫌なら観なきゃいいと思うでしょ?そんな選択はおたくにない。
行って怒るか行かないで怒るか。怒る権利があるのは行くおたくだけだ。
そんなこんなで、行くことにした。でもどうせ行くならトップにしてやりたい。ツイッターを検索したら名古屋楽で企画が上がっている。ココに行くしかない。チケットをとった。
ラブというぬるい言い方にしているが所詮これは金だ。
金で、推しをナンバーワンにするのだ。くそだ!くそだけど、一位が取れなくてしょんぼりする小林くんは観たくない。どうせならたっぷり小林くんがみたい。埋もれている小林くんじゃなくて、センターで笑う小林くんが見たい。結局踊らされてるじゃないか!くそ!こんな気持の堂々巡りが当日まで続いた。
行って地獄
そんなこんなで名古屋楽、仕事を猛スピードで終わらせ早引けして新幹線に飛び乗った。ゆかりせんべいか赤福でも買って帰りたかったが全くそんな時間はなかった。滞在時間約4時間。悲しい。前日に麻璃央くんが食べていたラーメン食べたかった。
劇場に着くと、トレーディング系のグッズをロビー?というか広場になっているところで露天商みたいにして地べたにすわっているファンがたくさんいた。スケッチブックに「求・〇〇・定価もしくはラブ」と書いてある。皆必死だ。
雰囲気もいつもと違って、派手な人が多い。だいたい若手俳優系の舞台の客層ってもさいいかにもオタク女子4割、普通の人4割、おしゃれな人1割、派手だったりリアコっぽい格好の人1割位の割合だと思っているんだけど、今回は派手な人が5割くらいに見えた。これはホストちゃんという演目がそうさせているのか、それとも出演者が音楽系の人が多いからなのかな。名古屋の人が派手なのかな。誰か教えてくれ。
観て地獄
本編はまあ他愛もない、大阪の2つのホストクラブが対立してナンバーワンどっちや?みたいな話。雑。
作りがテレビのバラエティ的で、その瞬間瞬間を歌と笑いで支える。話は適当でいい。最後にはなんか事件があって、誰かが死にかけて、それを当日のナンバーワンが歌とダンスのレビューで助ける。そんなつくりだった。
退屈ではないけど、熱狂するようなものではないし、何回も観たくないなと思った。
悠未ひろさんが宝塚のセルフパロをする一連のシーンだけ何度かみたいなと思えたけど、わらいを取る担当の甘王、阿倍野ハルカのしつこいアドリブがきつくてしんどかった。
小柳ゆきは懐かしいなと感じながら聴いた。うまい。演技は棒。三ツ矢雄二先生があまりにも体型ドラえもんでかわいかった。
くどきシーンは大したことなくてほっとした。前前作のdvdですごいベタベタ触ったりする俳優が何人かいて貧血起こしかけたけど、そんな人はいなかったかな。小林くんはぶりっこしていた。あざとい。かわいい。でも推し以外の口説き、楽しくないので暇だった。
小林くんの出番はまあまあぼちぼちってかんじ。衣装がうさみみだったり、薄いグレー?のスーツだったから目立ってよかった。あざといのかわいいけどもっとやっても良いんじゃないかなー。
小林くんがナンバーワン取れなかったらまた観ないといけないのか?!きついな。と思っていた。幸い小林くんはナンバー1を取り、無事センターで白スーツをつけて歌って踊ることができた。
小林くんは目をうるうるさせて、全力のダンスを魅せてくれた。可愛かった。
歌が下手でずっこけて笑った。欠点がないと思っていたので一個見つけられてよかったと思うくらいだった。声量も、他の舞台経験者に比べて少なくて、パタリロまでにがんばってくれーと思った。(もう意識はパタリロ)
ナンバーワンとか、神セブンっていって上位7名を選出した後に、その他のホストのことを甘王とかいう支配人役の人が
「お前らは屑だ!クズホストだ!」
みたいなことを言ったんだけどものすごい嫌悪感が襲った。これを小林くんは毎回言われてるのか?!と思うと目眩がした。役だからとか、演劇だから納得できるかというとそれは否だ。
「リアル指名」というシステムが有る以上、これは俳優と、俳優のファンに責任があるのだという言葉に違いない。そしてその言葉にオタクは傷ついて、怒って、またお金をかけてしまうのだ。どうしたって誰かは絶対クズ呼ばわりされるのに。最悪だ。悪のスパイラル。
今回の舞台、知ってるのが米原こーちゃんくらいだったんだけど、彼はまだ1位とれてないみたいでびっくりした。神セブンには入ってるみたいだけど、票が別れているのか、本人もファンも気が気じゃないだろうなと思ってしんどかった。米原くんはスレイジーで観て面白くてダンスも歌もうまくて好きだったんだけど気のせいなのか、ホストちゃんではあんまり輝いていなくて悲しかった。米原くん、ホストちゃんにもう出ないほうがいいんじゃないかなと外野ながら思ってしまった。もっと輝ける場があるよ。無責任な言葉だけど。
本当に企画日に行ってよかったと思っている。企画してくれた人ありがとう。私は弱いオタクだし、面白い舞台はたくさん見たいけど、面白くないものはたくさんみたくないスタンスでいるので、これ以上は観ません。
小林くんはクズじゃないよ。本当に素敵な人だよ。
どうか彼が傷つかず、長い芸能生活のほんの一瞬の出来事の用に感じてくれていますように。そう願わずにはいられない。
どうかこのリアル指名システムが何らかの法にふれるか、鈴木おさむが法に触れるかなんかしてホストちゃんが終わりますように。すすきの編を匂わせていたけど潰れるか大赤字になってくれ。
以上、弱いオタクの怒りのボヤキでした。