夏の思い出と2019夏観た舞台 NARUTO歌舞伎・雪組壬生義士伝・パルマ・双騎・葵咲本紀
また知らない間?に二ヶ月経っていた。
毎日とてつもないスピードですぎていく。これが老い???やだ!!!泣
あいかわらず元気にジェネレーションズのオタクをしています。
BATTLE OF TOKYO(BOT)の感想をかくといっていたがだいぶ記憶が薄れその間にサマソニ(最高に楽しかった!)があったり、ジェネの弟分のファンタスティックスのリリイベ(暑くて死んだ)に行ったり、ハイローの特別試写会&RAMPAGEのライブビューイング(鳳仙の女になりました。志尊淳すばらしい)に行ったりしていました。
忙しいなあ!(楽しい!)
舞台も見ていますが明らかに本数が減ってしまいました。時間もお金も限られている・・・!
その中でも観たものを一言感想で。
『NARUTO歌舞伎』
面白かった!歌舞伎を自主的に見たのは久々。淡々とナルトの本編が最初から最後までなぞられていくことがもう既に面白い。
最後のスペクタクルには目を見張りました。
ナルトとサスケのラストバトルが滝?で行われるんだけど、それがもう半端じゃない量の水が上から流れてきて、何回も滝壺に模したプールに落ちまくる!
「すげー!」って声出てしまった。皆歓声あがって大盛り上がりでした。
役者さん皆素敵で、特にサクラちゃんかわいかったー!ナウシカの歌舞伎もみたいな。
ファンの方のご招待で行ってきました。美しかった〜!お歌が上手くてうっとり。
浅田次郎の人情ものは苦手なので、ストーリーはまあ。はあ。みたいな感じだったんだけど(ごめん)
とにかくビジュアルがいい新撰組!
DA PUMPとのコラボで話題になっていた彩凪 翔さんの土方さんかっこよかったー!そして彩風 咲奈さんの足の長さと頭の小ささよ…天は産物を与えるのだな。
ショーも楽しくて、久しぶりに見る宝塚は楽しいなー!と。
なんだかんだ毎年1−2公演は行ってるな。
まだ見てない月組と星組も観てみたいのでオススメ公演あったら教えてください!
『囚われのパルマ』
太田さんが主演だったので。ゲームが未履修で、ちょっと面白さが見出せなくて結構しんどかった。
ゲームのサイドストーリー的なものなんだと思うけど、演出・脚本、淡々としていて私には合いませんでした。
『ミュージカル刀剣乱舞 髭切・膝丸双騎出陣』ライブビューイング
びっくりした。これって髭切・膝丸の双騎でやる意味ある?私には脚本家と演出家が刀剣乱舞っていう素材を使って好き勝手したようにしか見えなかった。
浄瑠璃的だったりする演出も、これ、刀ミュでやらなくていいよね?!と…
高野くんの膝丸が好きだったので楽しみだったけど、「膝丸」として演じられていたのは10分くらい?歴史ものとしても新しい発見はなく、ああ、曽我物語だね。って感じでした。残念。
『ミュージカル刀剣乱舞 葵咲本紀』
推しがでているので観に行ってきました。やっぱり私は刀ミュ脚本とことごとく相性が良くないみたい。何も感じず、spiさん歌上手いなー太田さんかわいいなーで時が過ぎていった。毎度話がなげえ!!!!
二部も、会場と場所が悪かったのか?歌詞が全くわからなくて辛かった。
てな感じでちょっと面白い〜!って感じられる舞台が続かず、ちょっと観劇疲れを起こしているのかも。
しばらくは本当に見たい!と思える舞台がくるまでおやすみかなあ。
若手俳優にはまって、太田さんにハマって、商業演劇を見るようになって6年強ほどになるんですが、常に面白いか面白くないかの「賭け事」をしている感じにちょっと疲れてるのかもしれません。賭けに勝ったら最高なんだけど、負けた時のダメージが…続くと結構落ち込む。お金も時間も有限なのに。
推しの舞台で最高!って思えないのも悲しい。
勝手に疲れて悲しんでろよ!ってかんじですねすいません!!
舞台が嫌いになる前に、お休みします。みたい!行きたい!面白い!って思える舞台にまた出会えたらいいなー。
なんかありましたら
2019春観た舞台「アルター」「ロミジュリ」「くろステ」「ペダステ」
最近見たもの。すっかりたまってしまいました。短くていいからさっさとあげたい。
「ALTOR BOYS」
一昨年?見たのが楽しかったので。やっぱり楽しかったです。
よくできたミュージカルだ。久しぶりに良知さんと米原くん見たなー。
しかしFACEは見にくいな!あとスレイジーが恋しくなるな…泣
「ロミオ&ジュリエット」
なんで近未来設定?????何も生かされてないのでは?????とは思ったけどまあ楽しかったです。
世界の王?の歌、よすぎた。めちゃくちゃ久しぶりに見た木村達成氏の歌がすごくよくってびっくりした。木村・麻璃央ペア、とっても可愛かったです。
多分私小池先生演出あんまり好きじゃないな…?宝塚の時はいいなって思ったんですけど…一般ミュとの相性って実はよくないのでは?なんかこダサく感じてしまう(すみません)
「舞台黒子のバスケ-ULTIMATE BLAZE-」
めちゃくちゃよすぎて単体記事あげたい・・・!
いろいろ感情がないまぜになって引くくらい泣いてしまった。(もちろん蕎麦屋は開店してません!ご安心?を。)*1
とにかく4年間、キセキの世代をキャス変せずに走りきってくれたこと、
連載版のラストまでものすごい熱量と演劇的な面白さで魅せてくださったことに多大なる感謝を。中屋敷さんが演出でよかったなーーーーーーーーーーーと。
4時間の舞台を集中力きらさず見れるってすごくないですか?休憩二回あったけど、絶妙のタイミングなので「え、もう1幕終わり?!」って毎回思ってた。
もう黄瀬・麻璃央・涼太くんに、紫原・太陽・敦くんに会えないと思うと悲しすぎる。
この二人はもともと好きなキャラじゃなかったのに舞台で演じられているのを見て好きになったので特に寂しいです。
あ、クールジャパンパークは見にくくはないけど、座席狭くてしんどかった。隣の人が太ってないのにずっとジワーーッとひじを当ててきたり、足を蹴ってきて嫌だったな。注意するほどでもない動きなのがまた…!難しいですね。
休憩中隣のWWホールのトイレ使わせてくれたり、物販をSSホールでしてくれたりして、便利でよかったな。日焼けも雨にも濡れずすみました。感謝。
あ!!!あと今回の収穫は糸川くんの赤司君。めちゃくちゃカッコよかった。
幕末ロックの時の頼りなげな姿はどこに行った?!てくらい上品で強い赤司君だった。すごいなー…
キャス変に次ぐキャス変と、連載されてる原作の展開がしんどくなって見るのを迷っていましたが、ずっと見てきたし、シャトナーさんだしと思って見に行きました。
ヤーなんだかんだ面白い!新しいキャストも良いし、1年目がみたいな……と言うのが正直な気持ち。
毎度ながら朔ちゃんの鳴子は見てて安心するし、とっても素晴らしいですね。ずっと見てたいなあ。今泉くんは時々初代の演技にすごく似てて「?!もっくん?!」って狼狽えました。初代のDVD見直したい。
次もスケジュールがあいてたら見るかな?
あ、岸和田遠かったけど浪切ホール、とてもいい劇場でした!見やすい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3−5月はこんな感じでした。
推しの舞台がなかったけどなんだかんだ見てるな。と思ったら「刀ミュ三百年の子守唄再演」あったじゃん!もう記憶がほとんどないけど初演よりはテンポよくて、セットもあったから割と普通に見れた気がする。しかし圧倒的に脚本演出が好みじゃないんだよね…新作はどうなんでしょう?
というか推し、1年間ずっと村正してるやん!泣 もっと違う姿が見たいです…あ、来年の「サンセット大通り」はすごく楽しみです!!!
くろステが終わってしまったことにより、楽しみにしている2.5作品というものがなくなってしまいました。悲しい…
というかシリーズ物の作品がどんどん終わる。悲しい…
また新たに楽しい!好き!通いたい!って思える作品が出てくる日がくるといいな。
一回休む。ですね。
*1:参照ブログ「劇場に現れる蕎麦屋さんへ」http://tokkochan.hatenablog.com/entry/2017/04/08/002351
こんなに泣くなんて聞いてなかったよ!「宝塚BOYS」team SEA
推しのイベントとはしごで「宝塚BOYS」を観てきました!
前々から観たかった宝塚ボーイズ!良知くんと藤岡さん目当てで行ってまいりました。
めちゃくちゃ感激したけどこんな鬱展開だなんてしらなかったよ!!!!
あらすじ
2014年、創立100周年を迎え、“女性だけのレビュー劇団”として、いまや日本のみならず、世界でも知られる存在である、宝塚歌劇団。
その長い歴史の中で、かつて「男子部」があった事実は殆ど語られていない。
1945年、「明日の宝塚スター」を夢見て集まって来た男たち。しかし9年後、解散。その間、彼らはメインステージである宝塚大劇場に一度も立つことはなかった。
そんな男たちの、ちょっと可笑しくて切ない青春グラフティ。
2018年夏、すべての熱い期待に応え、2チームのNEW BOYS誕生!
BOYSに5度目の夏がやって来る!
公式サイトより
最高故に辛い最高のレビュー・ショー
ちょっと可笑しくて切ない青春グラフティ。
あらすじのこれ!!!
おい!!!!ちょっとどころじゃないですよめっちゃ切なかったよ注意書きして?!
前々から観たかったと言ってましたがそれは「宝塚ボーイズ」というタイトルから想像して「きっと男版宝塚!夢と希望に溢れた舞台なんだろうな!レビューもあるよね!羽背負うらちくん観たすぎー」とか軽く思ってたくらいで、ろくにあらすじも見ずにみたんですね。
戦争が終わって、憧れの宝塚に男子部ができる!と聞いて喜び勇んだボーイズたちが、2年のトレーニングを積む。ときに喧嘩あり…ていうかだいたい喧嘩してて、それでも切磋琢磨して絆ができていく。
しかし待てど暮らせど表舞台にろくにたてず、やっと舞台に出れると聞いたら馬の足部分…!内外から「宝塚に男はいらない」という批判。
それでもいつか大劇場に立てると信じてがんばってきたけれど、ついに男子部はなくなってしまう…
ここまでの展開でもう涙腺崩壊で必死で鼻をすすらないようにハンカチを押し付ける私。
後押ししてくれた営業(かつて宝塚の演出家を志し諦めた男)の
「所詮ここは宝塚だったんだ
女の園、男には居心地が…悪い場所だ
宝塚男子部を小林先生に進言したのはこの俺だ
だから俺もお前達と一緒にこの宝塚を去る
さっき辞表を出してきた」
という言葉……
重い!重すぎる!!
そして、最後、舞台セット奥が割れ、奥から宝塚の大階段が現れ、ライトアップされミラーボールが光り、燕尾服を着てさっそうと歌い踊るボーイズたちの夢のレビューショーが始まるんですけどもうそこで苦しくなるくらい泣けて泣けて泣けて泣けて……
こんな泣きながら嗚咽漏らさないようにしながら見るレビューある?!
あまりにもボーイズたちが好きになってしまったので阪急電車の信者なんですけど、一瞬小林一三さんを憎んでしまった。
でもボーイズたちの黒燕尾服とシルクハット最&高でしたし
ラテンっぽい?フラメンコみたいなウェストが極端に上がったパンツ姿めちゃくちゃ色っぽくて最高でした。最高だからこそ泣けた。
きっつ!しんどい!!かわいい!!!苦しい!!!がっごぃぃーーーー(泣)
感情がぐちゃぐちゃです。
キャストについて
私が観たのはチームseaで割とベテランが多い印象だったんですけど、skyは若手中心で、また違った見方ができそうだなー
藤岡正明さん
皆様素晴らしかったですけど、特に素晴らしかったのが藤岡さん!!
ジャージー・ボーイズのときのトミー役もめちゃくちゃハマっててすごいなーこの人!って思ってたんで、また見れる!と嬉しく思ってたんですが、最初どこにいるかわからなかった…
関西弁ばりばりで、だみ声っぽくて髪型もおかっぱ?みたいなかんじだったからかな?上手い人いるなー藤岡さんはまだ?って思ってたら1幕が終わった…え?!待ってもしかしてあの関西弁?!ってなりました。
2年越しにお見かけしたからってのもあるんですけどいやー凄い…役者だ…
だみ声なのに歌がうまい…なんじゃこりゃ…またみたい俳優さんが増えてしまった…
レビューのときのどたばたダンス愛しすぎでしょ…
良知真次さん
レビューショーのときのらちさんは本当に最高に最高で最高なんだ!(語彙)
オールバックから前髪垂らして前述のアゲアゲパンツ履いてるときかっこよすぎて頭がおかしくなった。センターが似合う!かっこいい!らちさんは私の舞台上のリアコ枠俳優です(※実際リアコじゃないです!)
ドリアン・グレイも観たい…ビジュアルが最高
幕末ROCK!!のときのキュートな坂本龍馬と、ソルシエのときの不敵な弟役とかが印象的で好きなんですが、今回の気弱でクソ真面目な青年役もよかったなーかわいかったです。踊りが初心者といいつつくるくるきれいに回ってて笑った。
まとめ
夢がある人や、夢を持っていた人にはきついけど胸に来る舞台でした。
感情ぐちゃぐちゃになりますが、めちゃくちゃいい舞台でしたので、迷われてる方はぜひ。まだ大阪、名古屋、久留米もあるよ!
言葉と肉体の洪水に溺れる『半神』
雑感
大阪公演観てきました。めちゃくちゃ良かったです。
もともと原作が好きだったし、こういう小劇場とかアングラ・実験的な舞台も好きだったので大いに楽しみました。野田秀樹さんの舞台、なにげに見たことなくて(見たいと思っても毎回チケット争奪戦がしんどい…)中屋敷さん演出で触れられて良かったなと。NODA・MAPいつか絶対みたいな。
そしてまさか「半神」に太田さんが出るとは思ってなかったので嬉しい。きっと黒ステで中屋敷さんとのご縁があったからですね。中屋敷さん、ありがとうございます…!
あらすじ・脚本について
痩せこけて醜い容姿ながら高い知能を持つ姉のシュラ(桜井玲香)と、誰からも愛される美しい容姿だが知能が低く話すこともできない妹のマリア(藤間爽子)。だが、2人の身体はつながっている結合双生児の姉妹だった。姉のシュラは、いつまでも愛らしく無邪気で周りの人々の寵愛を一身に集める妹のことを疎ましく思いながらも、マリアを支えつつ2人で生きていた。
しかし、10歳を目前にして2人の身体はその負担に耐え切れず衰弱してしまう。救う方法はただ一つ、2人を切り離すこと。果たして、2人のゆく先は……?
ホームページより。
原作は萩尾望都さんの傑作短編漫画『半神』。わずか15ページの原作ですが、何度読んでも素晴らしい名作です。未読の方はぜひ。
この原作を野田秀樹さんが大胆脚色。おそらく萩尾さんの作品の『霧笛(原作:レイ・ブラッドベリ)』からの引用も多いです。 『ウは宇宙船のウ』に入ってます。
肉体と言葉の洪水
膨大なセリフに加え、運動量も半端なく、洪水にのまれるような2時間でした。
この記事の写真にあるとおり、セットの木の床がなだらかに傾斜していて、更に舞台奥で急激なカーブを描いて直角に立っていて、IMPの見づらい客席(前方列がフラットなんですよ…)でも見やすいです。ありがたい!
しかし反面役者の体にはむちゃくちゃ負担がかかっていると思われ……
傾斜のなか、踊ったり走ったりが多いし、また壁にはブロック状の棚みたいなものがあって、そこに飛び乗ったりクライミングのように登ったり引っかかったり。
私の見た回、なんどかけつまずいたりしてる人がいてハラハラ。
ダンスが多用されていたのですが、モノにしてる人と、体に馴染んでない人の差がはっきり見えてしまって気になりました。
セリフが早口&情報量多くてお頭がパンクするかと思いました。しかし終わったあとには心地いい疲労感。「あー…お芝居、見たな!」
キャストについて
シュラ…桜井玲香さん
いやー素敵でした!音楽番組をめっきり見なくなったのですごい人気らしい。乃木坂。くらいしか知識がないんですけど(申し訳ない)アイドルされている上で培われたものを遺憾なく発揮されているんだろうなという印象。早くて鋭い動き!
桜井さん自身はすごくきれいな方なので、どうやって醜いシュラを演じるんだろうと思ったら、ボサボサの茶髪に低ーい声で醜さを表現。なるほどなー!
めっちゃかっこよかったです。
マリア…藤間爽子さん
シュラと反対になめらかで美しい動き。日本舞踊の方なんですね。
あどけない笑顔と透明感が素敵。
シュラマリア、衣装がよかったなー!そしててっきり布とかでくっついてると思っていたけど完全に独立した衣装で、動きで「二人で一人」を表現してるのが良い。
先生…太田基裕さん
原作では完全にシュラ(漫画ではユージー)に感情移入してたんですけど、私が太田さんファンということもあってか、脚本の構成のせいか、家庭教師の目線が一番観客に近いような印象でした。面白い。
不思議の国のアリスみたいな立ち位置だなと思いました。
「割り切れない世界」というキーワードがよく出てくるのですが、その世界に翻弄される双子と、その双子に、なくなったおじいちゃんに翻弄される姿が異世界に迷い込んだ我々と親しくて、ほっとする役どころ。
この記事でも不安を漏らされてますが今回太田さんすごく悩んだろうな…とか苦しそうだな…と思うことが多々あり。
それがなんか悩める「先生」としての相応効果をなしていていい化学反応だったんじゃないかなと思います(贔屓目?)真面目な方なので、すごく悩んだ軌跡が見える。
余裕ある姿より、あわあわしてたり、チャレンジされてる姿をみたいので、これからもいろいろ挑戦してほしいなーと勝手に思いました。(スパルタオタク)
しかしこんなに膨大なセリフを喋る推し初めてかもしれんな…と感動もしました(笑)
あとダンスが馴染みないコンテンポラリーダンスということもあってか体に馴染んでなさすぎて良くない意味でどきどきした…芝居してるときの動きはいいのに…
「ああ、振り付けられてるのを動いてるんだなあ」って瞬間が多々あって…振り付け…もう少し太田さんの体に合った動きを付けて欲しかったな…
あと書生姿最高。
なんでブロマイドないんですか!!!!!!
右子・ガブリエル…田中穂先さん
黒ステでみた穂先くん、めっちゃ上手いなーって黒ステから思ってたけどやっぱりうまかった。背も高いし体も効いて、女装も似合ってて素敵。柿喰う客また見ないとだわ。
左子・マーメイド…浅場万矢さん
声がめちゃくちゃ聞き取りやすくて心地いい…面白くてきれいで気づいたら出番を待ってた
老数学者・老ドクター…松村武さん
すごかったー…きっと野田さんの役だなとすぐわかる、かき回しまくるキーマン・トリックスター。ドキドキさせられる。
まとめ
中屋敷さんの演出やっぱ好きだわ…と革新したので今度は作・演も中屋敷さんのを見たい。
最近はミュージカルが多かった太田さん。ストレートもやっぱりいいなって噛み締めました。声がいいの…あと毎回ばか?って感じですけど「大きい…」って思う…女の人も多かったからかな。スタイルがいいって素晴らしい〜
惚れ直しました。毎回惚れ直してるしずっと惚れてるんですけども。
何かございましたら。
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まだ続きそうな集大成「舞台 刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰」感想
初演以来の刀ステ。友人に誘われ行ってまいりました。
ずっとステのシリーズを追いかけていたわけではなく、見る前に駆け足で過去作をDVDで見たしゲームも早々に辞めてしまった人間の感想です。
ネタバレもあります。好意的じゃないことも書きます。あしからず。
話の構成とか
うーん。1幕までは面白かったです。え、どうなるの?って感じが続いたし、刀であるがゆえの物語。刀剣男士というものが人工的に付喪神化したものだとしたら鵺は自然発生した付喪神的存在だなーとかその対比とか。
ただ結局集大成というにはモヤモヤが残りすぎてなんだかなあとは思ってしまいました。というかもはやストレス。集大成って言うなら謎解き明かしてくれよ!それかもうすこし考察しがいがあるようにしてほしい…ヒントが少なすぎ。
円環にとらわれている三日月が、理由を最後までぜんっぜん!話さないんだけど本丸の皆のためなんだろうなとは想像できますけどせめて誰か、それこそずっと見守ってきた山姥切にだけは伝えるとか。それくらいあってもよかったんじゃ?
三日月だけでないけどなんか乙女ゲーでよく思う「報連相しろ!!!」みたいなツッコミを何回も思ってしまいました。悲劇は報連相がうまくいってないから起こるんだなあ。(違う)
演出
すごく足し算が多くて引き算が少ない演出と脚本。まず上演時間長い。結構削れるシーンあったと思う。
殺陣もかっこいいけど続くとしんどいし、長い割に内容がそこまであるわけでなく問題が解決しないから爽快感がない。
あと映像が凄い多かったんだけどそんなに説明もしなくてもわかるから!!観客のイマジネーションの力使わせてくれ。時間遡行軍が天から降ってくるのとか、歪?が割れるのとか映像で映さなくても音とか照明で想像するよ……微妙なフラッシュアニメみたいなの笑ってしまうからやめてほしい。
「悲しいとは心に非ずと書いて悲しいと書く」(だっけ?)とかも文字が映し出されるんだけどわかるから!!!
あと歴史がバーっとダイジェストされるところもそんなアンサンブルさんに何度も着替えさせて負担やばすぎでしょ?!って思った…50回以上ある舞台なのに、役者への負担が半端なさすぎる。
末満さんは以前Kとかでも役者に良くない意味で肉体的に負担させる人だなぁって思ったからできれば好きな子に出て欲しくないなぁと思ってしまった。必要ならどもかく、削げる部分を残すのは演出家の怠慢じゃないかと思います。
全ての公演を全て同じコンディションでやることは難しいけれど、それを限りなく可能にして行くのが演出家の仕事じゃないんでしょうか?
最後のカーテンコールの勝鬨の歌で三日月が歌わないのも演出だと思うんですけどなんかやりすぎっていうか、いやカーテンコールくらい楽しく返してくれよ!?って思ってしまいます。
「よかったな」とか「面白かったなー」って帰りにくい。
そしてこれはミュもだけどキャラ厨じゃないとしんどい劇だなーと。
まあでも舞台観て鶯丸と大包平は好きだなと思いました。
音楽
最高!!いやーmanzoさんの劇伴はいいなあ!
あとはシンヤさんのこだわりの音響システム。ズバって斬るとき爆音でドーン!ってなるんですけどウーハーがたぶん客席に仕込んであって、めっちゃ揺れる(笑)アトラクみたいで楽しかったです。
でもあのスローモーションの中の洋楽だけは解せなかったです。
印象に残ったキャストさん
三日月宗近:鈴木拡樹さん
相変わらず重くて早い殺陣。惚れ惚れしました。圧倒的な存在であることを疑いようもない。素晴らしいです。しかし三日月ーもっと誰かを頼ってくれよー!
不動行光:椎名鯛造さん
とにかく動くとかっこいい!初演のわがままな不動は見ててイライラしたんですけど今回は修行を積んで極めの姿になっての登場ということで、子供らしさも少なくなりめちゃくちゃかっこよかったです。鯛ちゃんのアクションは見てて本当に気持ちいいです。ずっとショタのままでいてください。
顔がめっちゃいい。実は生で初めて見たんですけどめっちゃ顔がよかった。
そして動きもゴリラっぽくて重そうでいい。
大般若長光:川上将大さん
スタイルお化けだ…!!!!
脚が長すぎてびっくりした。これは横に並ぶとスタイル処刑されてしまうやつ…
声がでかくて脳筋ぽくてよかった。この舞台で明るい単細胞はありがたい存在。殺陣はもう少しなところあるけど、役柄的にはありかな。そしていつもツイッターでかわいい写真をありがとうございます。
鶯丸:前山剛久さん
爆裂好みの外見でした。エッチなお兄さんだ…目を伏せるとまつげが長い!美しい。
優しげな声色も大包平を手のひらコロコロしてるのも爆萌えでした。感謝のブロマイドを購入しました。映画では見れないんですね。残念だー…
鵺と呼ばれる:碓井将大さん
初めて見る役者さん。本来敵なんだけど、いじらしく可愛かった鵺。殺陣もすごかった。ブロマイドなんでないの?!ってみんななったんじゃないかな…
ツイッターとかで仲良く飲んだり遊んだりする姿みて、いい座組なんだなーと思いました。みんな中堅どころだしギスギスしてなさそう。
まとめ
集大成って言うてたけどこんなドル箱コンテンツ手放さないんでしょ?!めっちゃ続ける気満々やん!
終演後含みのあるラストやトレブロ交換スペースを見ながら思いました。
続けるなら三日月が円環し続けてる理由教えてくれ…
私は個人的に毛利本丸か吉谷本丸がみたいです。お願いネルケ!マーベラス!
なんでもどーぞ
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良エンタメ!なミュージカル『アメリ』
見てきました!
原作は言わずとしれたおしゃれ映画。私も中学生の時にみたはず。音楽とか雰囲気が良かったけどほとんど覚えてない状態で観劇に望みました。
演出について
全体の感想としては映画「アメリ」をかなりエンタメにしたなーという感じ。
テンポよく、くるくる変わるセットにたくさんの小道具でメリハリがあったので飽きずに見れました。
セットが可愛かった!真っ白なパリの街のセットに影絵や映像がたくさん映り込む。ドアを開くと鮮やかな赤や黄色の部屋。モノクロの現実と、内面のカラフルさを強調したかったのかな?と。
基本プロジェクションマッピング否定派なんですけど、今回はいい感じだったのでは?
ヒロインアメリと相手役ニノが街を追いかけっこするたびくるくる建物が移動したり、電話ボックスが現れたり消えたりして、目で見て楽しめた。映画とはまた違ったビジュアルの楽しみがあったなーと。今風というか。
音楽があんまり耳に残らないのが残念。映画がすっごく印象的だっただけに。
Amelie Soundtrack - Yann Tiersen {Original-Unmute}
AKBという守られた場所から女優として外に出ていくことになった渡辺麻友ことまゆゆをコミュニケーションを取ることが苦手だけど、恋をして変わろうとする、一歩踏み出すアメリにしたのはいいなーと思いました。狙ってたと思うんだけど狙い通りですね。
キャスト
アメリ・まゆゆ
可愛かった!顔小さくて肌が陶器みたいで足が細すぎて心配になるくらい。人種が違うなと思いました。
声が少し細く、表情が少し硬かったけど初舞台とは思えない。
ニノ・太田さん
私の好きな情けない役の太田さんだ!!「デパート!」のときと少し似た役どころなんだけどおっちょこちょいでオタクっぽくて暴走しがちででも優しい、そんなニノが最高キュートでした。
全然オタクじゃないのにオタクっぽい喋りがうまいんだけど何で?笑
這いつくばって証明写真の機械に手突っ込んだり、アルバム忘れて電車でパニクったりしてるの面白すぎた。ハマる。
でも歌うと腹から声ヴァーーーーーーーーン!!ってでて最高。皆ー!この素敵な人が私の推しでーす!!!って誇らしくなりました。まあ私は何もしてないんですけど…
紫のパーカーとか緑のシャツに青いネクタイとかいうトンチキファッションがとても似合ってました。好きです。
ちびアメリ・叶英奈ちゃん
激ラブリーだった。最近の子役、うますぎるししっかりしててビビる。演技以外にもたくさんタスクこなしてて大人顔負けです。カテコのとき、ちょっと見切れる位置だったんだけど出る前指揮しててかわいすぎた…連れて帰りたい。また見たいなー!
藤木孝さん
アマゾンズの会長だよ!!いい声で歌もうまくてびっくりした。アマゾンズのせいで怖いイメージがあったんだけど孤独で優しい画家を好演してらっしゃって、萌えました。カテコでもノリノリで素敵でした。
藤木さんだけじゃなくて植本さんや勝矢さんといったベテラン勢がうまくて安心したなー。女性では野口かおるさんがSM店の店員のときめっちゃ面白かった。独壇場。
客層
元AKBのまゆゆの主演作、というわけで、客層もちょっと違う感じでした。
アイドルがいる舞台ってペンラもってきたりとか、声かけたりする人がいたりすることもあり嫌な思い出もあるんですけど今回はそこまでそんなに気にはならなかったかなと。(携帯ならしたやつは許してないよ!)
男の人が多かったけど、女の子のまゆゆファンも沢山いて、「あ、やっぱり同性人気高いんだな!」と実感。たくさんブロマイド買ってにこにこしてていいなーって思いました。ポスター山ほど買ってた人がいたんだけどあれはどうするの…?転売?それとも部屋に飾るのかな(壁紙?)
私は太田さんのブロマイドとパンフを買いました。
客席は反応がちょっとでかすぎる印象。ギャグのところとかで手を叩いて笑ったりする人がいてびっくりしたかな。
しかし今年は森ノ宮にめっちゃ行くなあ。
トイレのテキパキした誘導とでかい声で携帯切ってくれ!っていってくれるところが好き(それにもかかわらず鳴らしたやつ許さねー)
物販の動線はどうにかしてくれ!!会計スタッフ二人しかいなくて牛歩だったなあ。これは困った。
次の太田さんの舞台の観劇は来月の「半神」。原作大好きだし、野田さん版初めて見るし、演出中屋敷さんなので楽しみです。
永遠に観ていたい最高のキラメキ『GEM CLUBⅡ』
大阪公演楽を見てきました。相変わらず感想が遅い。
【STORY】
東京のとある場所にたたずむ「GEM CLUB」。かつて才能をもつ若者たちが集まってきらびやかなショーを世に送り出した、伝説的なSHOW HOUSEだ。あれから2年、活躍したメンバーのほとんどは「GEM CLUB」を巣立っていった。当時を知る総支配人のタイガー(玉野和紀さん)、チーフのアクア(原田優一さん)、リーダーのロードナイト(中河内雅貴さん)、そして新オーナー・ダイヤ(壮一帆さん)の4人は、ともにショーを創作する若き同志たちとの出会いを街中に求める。
最高しかいえなくて!
いやーーー最高だった!観終わった後最高しか言えなくてもともとない語彙力が死んだ。
大阪楽だったんですけど大阪全部行けばよかった。推しがいるわけじゃないしなーと高をくくってみもりんのいる楽をしれっととっただけだった自分を殺してやりたい…(ラブライブでは海未推しなのでみもりん回に)
会場はサンケイホールブリーゼ。少年社中さんの「モマの宇宙〜」以来だったんですけど一瞬日付違うチケット持って来て当日券買い直したこと思い出して泣きそうになりました。それ以来何度も券面と手帳をみるようになりました。勉強代ですね。
特に推しはいないのですがモマ以来良いなと思っていた松田岳くんと、麻璃央くんのバーイベでいい子だなーと思った多和田くん、荒北さん役がよかった木戸くん、前述のラブライブ!での推し・園田海未ちゃん役の三森すずこちゃんを中心とした「またみたい!」メンバーが揃い踏みだったのでチケットを喜び勇んで買いました。
あの…またいいますけど本当に最高なの。
何が最高かって、ショーなんだけど、そのショーの質が高くて最高なの。
最高しか言えなくて申し訳ないけど最高なんだ!!だからどこが最高か羅列していきますね。
最高1 テンポがよくって最高!
1部はオーソドックスな笑い中心の劇。GEMクラブのメンバーが新しいGEM(原石)を探しに街に繰り出し、そこで若者をスカウトしていく。
りゅうちぇるみたいなカリスマ?店員、踊りながら漫才する二人組、メイドカフェに勤める男の娘…みたいなかんじでわかりやすく変で楽しい人達を紹介しながら進んでいくストーリー。実は薬がきいてて眠すぎて途中で寝たらどうしよ?!って心配してたんですけと無用の心配でしたわ。
話はなんてことないんですけど、ひとりひとりのスキルが高いから楽しめる。最高!
2部は踊りまくり歌いまくりのショーの連続なんですけどどれもしつこくなくてトントン進んでいく。
静かなナンバーから踊り狂うナンバー、ギャグすれすれの懐メロに今話題のミュージカル映画、懐かしアニメまで様々な曲が楽しめる。もう浴びるほどに。最高だな!って思ったら次の違う最高がやってきてもうなに?!最高に殺される!!
最高2 下手な人がいないのが最高!
何様?って感じですけど舞台みてたら「歌はいいけどダンスが…」とかその逆とか、そもそも歌下手が多すぎてなんでミュージカルにした?!みたいなことがあるんですけどそれがないの!
演出の玉野さんは還暦を迎えられたとは思えない軽いタップ。お笑いの感じとか、世代を感じる部分はまああるんですけど。
それでも若い人を引っ張り込む力がある説得力のあるダンスには唸らされます。これレッスン厳しかったろうな…
そして若手の人たちもそれに食らいつくぞー!!て感じがビシビシ伝わってくるのが良かったです。皆かっこいい。最高だ!
最高3 かわいい&かっこいいの嵐で最高!
ここからはキャスト褒め褒めタイムに入ります。
玉野さん
ありがとうございます!最高です。こんな素敵な舞台を作ってくださりありがとうございます!3もやって下さい!!!!
壮さん
かっけー!さすが元タカラジェンヌ男役!誰より燕尾服?タップがかっこよかった。
原田さん
ギャグパート面白すぎた。でもたまに鋭い眼光の時があって怖い。それがいい。
マサ
バレエが基礎のマサのターンはみててやっぱり安心する。
東山さん
チャーリーブラウンのときにシュローダーやってた人ですよね?!なんか全然違ってびっくりした。面白いあんちゃんで驚き。
木戸くん
ゆうちぇる可愛すぎる。
みもりん
歌って踊ってるミモリン最高だった。こんなにすごいなんて知らなかったよ。笑顔がかわいくて何度も「すずこー!!!好きだー!!!」って心のなかで叫んだ。可憐で上品なあなたが好きです。
本田くん
すっごいダンスのキレ!やばかった。一番目を引いた。回りまくるところ凄いのと面白いので頭おかしくなった。なんて器用な人なんだ。又観たい。
古田くん
女装可愛すぎて意味がわからない。かわいい。その小さく可愛い顔で睨むように真剣に踊ってる姿が印象的だった。強そう。いい。
多和田くん
でかい!笑顔が凄い!!長身のためか手足がぶん!ぶん!って音立ててるみたいですごかった。「なあなあ俺観てや~!」ってオーラがすごいんだけど嫌な気持ちにならない。君のゴールデンレトリバー感は何だ!?後ついでに昭和感もすごい。こんなにスタイルいいのに…首長いな。
後ピンクのスーツ最高似合ってた。
岳くん
多和田くんと逆でなんか陰気なムードが私のこころをつかむ。たまに会心の動きでもできたのか、ほっとしたのか?時折見せる本物の笑顔が最高にキュートで溶けた。
多分殺陣はすごいんだけど今回みたいなダンスはそこまで得意分野ではないのかも?引き剥がされまいと、地道に踊る姿がぐっときますね。
それとは逆にアドリブのときのイキイキとした感じと切れっぷりはなに?!もしかしてBSPで鍛えられたのか?!天性のものなのか?!
わけわからんけど彼は顔が小さい。最高。
まとめ=最高
最高だった。第三弾待ってます。
太田基裕さん出して下さい。踊り苦手だけど…