若手俳優オタク、LDHにハマる 第1章「君は王子の渋滞を見たか?ドラマ PRINCE OF LEGEND」
第1話
市場調査が完璧!(パーフェクト) 奇妙な批評性を持つドラマ版が考察おたくの胸を撃つ !
なんやねんこのタイトルと思うかもしれないんですけどこれはドラ
10話「王子道大渋滞!そこのけそこのけ王子が通る!」 タイトルつけた人頭おかしいよね?大好き!! 天才!!
そもそも「PRINCE OF LEGEND」(以降プリレジェ)
「HiGH&LOW」を手掛けたチームによる、GENERATIONS やrampageをはじめとするEXILE系列LDH所属の若手シンガー・ダンサー・俳優が多数出演するプロジェクトなんですね。
もちろんLDH以外の子たちもたくさんいます。若手俳優オタに馴染みがありそうなのはキョウリュウジャーに出ていた塩野瑛久くん、鈴木拡樹くんのドラマに共演しててなつぞらに出る予定の清原くんとかですかね。
で、今回触れるのはプリレジェプロジェクトの一つとしてのドラマの話。王子の中の王子、“トップオブザプリンス”の座を巡り、個性豊かな14人の王子が繰り広げるバトルの始まりを描く。
王子って言ってるけど学園もので、構造としては逆ハーレムの乙女ゲーに近い。
セレブ王子、ヤンキー王子、年下系男子、付き合っちゃいけない3B王子等さまざ愛種類の王子が主人公の成瀬果音を好きになる。で、取り合う。みたいな。
この王子たちがみんなキャラが立ってて(立ちすぎてて)面白い。
普通のドラマだとやりすぎだろ?!と言うくらい、ギャグすれすれのキャラ作りなんですけどね。
15人もイケメンが出てるので誰か一人は好きになるんじゃないかな?!
ちなみに私が一番好きなキャラは奇跡の眼鏡王子、久遠誠一郎です。
バーナビーブルックスJr、緑間真太郎、宜野座伸元…この辺のイライラ潔癖メガネ男子が好きなら絶対ハマると思う…(誠一郎の事を語りだすと止まらなさそうなのでまた今度書きます。)
夢的目線になってしまうのはヤンキー王子兄。
いわゆる「キラキラもの」にジャンル分けされそうですけど、プリレジェが他のキラキラものと違うのは謎の批評性やメタっぽい構造がある事。
姫ポジションの成瀬果音ちゃんの事をみんなが不自然なくらいに好きになるんだけど、果音ちゃん自身は王子たちに興味なく、冷たい態度をとったりするのがすごくスカッとする。
果音ちゃんの意思に関係なく彼女を取り合う男たちに対して
「男の妄想、押し付けないでください!」
「頭がお花畑なんですね?」
などとめちゃくちゃクーーーーール!に切り返す果音ちゃん。
そう、この成瀬果音ちゃんは乙女ゲーヒロインと違うのは物化される事への明らかな拒絶。
果音ちゃん役の白石聖ちゃんがとっても可愛いんですがいい意味で特徴がそこまでなく、お人形っぽいところがイイです。これまでの乙女ゲーヒロインたちの集合体、それが成瀬果音。
ドラマが進むにつれ、私は思いました。
成瀬果音、このまま全部の王子をふって、クールに生き抜いて欲しい。と言うか君が王子だ!果音!私の王子様になって!!
まあその願いは叶わないのですが。
あんまりネタバレなるとよくないので話しませんが、ドラマはすっごく中途半端なところで終わり、続きは映画!となります。
映画は冒頭しっかりドラマダイジェストがあるのでドラマ見なくてもいいっちゃいいんですがドラマ版が凄い好きなんでよかったらぜひ……!!
Huluで無料配信してます!!
様々な可愛いくてかっこいい王子と、最高にクールなヒロイン、成瀬果音ちゃん。
「王子が渋滞している!」
不同意のキスを「唇を殴られる」と表現するセリフの振り切れっぷりも最高です。
あとはm-flowの音楽が可愛くていい!
そんなわけでドラマを楽しんでいたんですが、10話だけなんですぐ熱が覚めちゃったんですけど、アプリがこの春開始し、再燃します。再燃と言うか、めちゃくちゃはまった…
そんなわけで次回は、アプリゲー版プリレジェ、「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYAL」通称:プリロワについて書きたいと思います。