初めて推しのチェキが当たった
久しぶりに東京に来ました。
主な目的は太田さんと佐藤くんのイベントで、宝塚boys、特撮舞台挨拶と、ジャンプ展にも行く予定です。一泊二日で盛り込みすぎでは?!
さらに違う舞台ぶっこもうとしてたのですが友人に「ジャンプ展わりかし並ぶで!」っと言われたので泣く泣く削りました。
もう一泊すりゃ良かった…
太田さんのイベントはここ最近ずっとTIATスカイホールという羽田空港の中にあるホールです。
アクセスしやすく有難いのですがケチって早朝の便に乗ったのでめちゃくちゃ暇…なのでカフェでブログ書きます。
前置きが長い!
そう。タイトルにもしたんですが初めて!初めて太田さんのチェキが当たったんですー泣
嬉しすぎて同様して家で叫んでしまいました。
くじ運も普通、席運もまぁ普通なんですが、懸賞系はまぁ打率良くて、5割くらいでものが当たるんですけど、太田さんに限って!!推しに限っては欲が見破られてるのか本気度が強すぎるのか全く当たらなかったんです…
生写真はお金出せば手に入るけど、チェキはお金出しても手に入らないし、この世に一枚だけなんだよー!!!
雑誌のアンケートとかウェブアンケートとかも割とマメに応募してたんですがことごとく外れ!イベントの座席当選とかも絶対当たらない笑
もうこりゃとことんダメだなーっと思いつつもアンケート答えてファンいるよアピールはしとこうと、ちまちま続けておりました。
そしたら四年越しに!!
サイン入りのチェキがー!!!泣泣泣
めちゃくちゃ可愛かったし嬉しかったです。
継続は力なり…
大事にします。
皆さま、座席当選は完全に運ですが、懸賞系は感想とか丁寧に書いたら割と打率いいと思うので、諦めずに頑張っていきましょう!!
それでは、イベント行ってきます!
言葉と肉体の洪水に溺れる『半神』
雑感
大阪公演観てきました。めちゃくちゃ良かったです。
もともと原作が好きだったし、こういう小劇場とかアングラ・実験的な舞台も好きだったので大いに楽しみました。野田秀樹さんの舞台、なにげに見たことなくて(見たいと思っても毎回チケット争奪戦がしんどい…)中屋敷さん演出で触れられて良かったなと。NODA・MAPいつか絶対みたいな。
そしてまさか「半神」に太田さんが出るとは思ってなかったので嬉しい。きっと黒ステで中屋敷さんとのご縁があったからですね。中屋敷さん、ありがとうございます…!
あらすじ・脚本について
痩せこけて醜い容姿ながら高い知能を持つ姉のシュラ(桜井玲香)と、誰からも愛される美しい容姿だが知能が低く話すこともできない妹のマリア(藤間爽子)。だが、2人の身体はつながっている結合双生児の姉妹だった。姉のシュラは、いつまでも愛らしく無邪気で周りの人々の寵愛を一身に集める妹のことを疎ましく思いながらも、マリアを支えつつ2人で生きていた。
しかし、10歳を目前にして2人の身体はその負担に耐え切れず衰弱してしまう。救う方法はただ一つ、2人を切り離すこと。果たして、2人のゆく先は……?
ホームページより。
原作は萩尾望都さんの傑作短編漫画『半神』。わずか15ページの原作ですが、何度読んでも素晴らしい名作です。未読の方はぜひ。
この原作を野田秀樹さんが大胆脚色。おそらく萩尾さんの作品の『霧笛(原作:レイ・ブラッドベリ)』からの引用も多いです。 『ウは宇宙船のウ』に入ってます。
肉体と言葉の洪水
膨大なセリフに加え、運動量も半端なく、洪水にのまれるような2時間でした。
この記事の写真にあるとおり、セットの木の床がなだらかに傾斜していて、更に舞台奥で急激なカーブを描いて直角に立っていて、IMPの見づらい客席(前方列がフラットなんですよ…)でも見やすいです。ありがたい!
しかし反面役者の体にはむちゃくちゃ負担がかかっていると思われ……
傾斜のなか、踊ったり走ったりが多いし、また壁にはブロック状の棚みたいなものがあって、そこに飛び乗ったりクライミングのように登ったり引っかかったり。
私の見た回、なんどかけつまずいたりしてる人がいてハラハラ。
ダンスが多用されていたのですが、モノにしてる人と、体に馴染んでない人の差がはっきり見えてしまって気になりました。
セリフが早口&情報量多くてお頭がパンクするかと思いました。しかし終わったあとには心地いい疲労感。「あー…お芝居、見たな!」
キャストについて
シュラ…桜井玲香さん
いやー素敵でした!音楽番組をめっきり見なくなったのですごい人気らしい。乃木坂。くらいしか知識がないんですけど(申し訳ない)アイドルされている上で培われたものを遺憾なく発揮されているんだろうなという印象。早くて鋭い動き!
桜井さん自身はすごくきれいな方なので、どうやって醜いシュラを演じるんだろうと思ったら、ボサボサの茶髪に低ーい声で醜さを表現。なるほどなー!
めっちゃかっこよかったです。
マリア…藤間爽子さん
シュラと反対になめらかで美しい動き。日本舞踊の方なんですね。
あどけない笑顔と透明感が素敵。
シュラマリア、衣装がよかったなー!そしててっきり布とかでくっついてると思っていたけど完全に独立した衣装で、動きで「二人で一人」を表現してるのが良い。
先生…太田基裕さん
原作では完全にシュラ(漫画ではユージー)に感情移入してたんですけど、私が太田さんファンということもあってか、脚本の構成のせいか、家庭教師の目線が一番観客に近いような印象でした。面白い。
不思議の国のアリスみたいな立ち位置だなと思いました。
「割り切れない世界」というキーワードがよく出てくるのですが、その世界に翻弄される双子と、その双子に、なくなったおじいちゃんに翻弄される姿が異世界に迷い込んだ我々と親しくて、ほっとする役どころ。
この記事でも不安を漏らされてますが今回太田さんすごく悩んだろうな…とか苦しそうだな…と思うことが多々あり。
それがなんか悩める「先生」としての相応効果をなしていていい化学反応だったんじゃないかなと思います(贔屓目?)真面目な方なので、すごく悩んだ軌跡が見える。
余裕ある姿より、あわあわしてたり、チャレンジされてる姿をみたいので、これからもいろいろ挑戦してほしいなーと勝手に思いました。(スパルタオタク)
しかしこんなに膨大なセリフを喋る推し初めてかもしれんな…と感動もしました(笑)
あとダンスが馴染みないコンテンポラリーダンスということもあってか体に馴染んでなさすぎて良くない意味でどきどきした…芝居してるときの動きはいいのに…
「ああ、振り付けられてるのを動いてるんだなあ」って瞬間が多々あって…振り付け…もう少し太田さんの体に合った動きを付けて欲しかったな…
あと書生姿最高。
なんでブロマイドないんですか!!!!!!
右子・ガブリエル…田中穂先さん
黒ステでみた穂先くん、めっちゃ上手いなーって黒ステから思ってたけどやっぱりうまかった。背も高いし体も効いて、女装も似合ってて素敵。柿喰う客また見ないとだわ。
左子・マーメイド…浅場万矢さん
声がめちゃくちゃ聞き取りやすくて心地いい…面白くてきれいで気づいたら出番を待ってた
老数学者・老ドクター…松村武さん
すごかったー…きっと野田さんの役だなとすぐわかる、かき回しまくるキーマン・トリックスター。ドキドキさせられる。
まとめ
中屋敷さんの演出やっぱ好きだわ…と革新したので今度は作・演も中屋敷さんのを見たい。
最近はミュージカルが多かった太田さん。ストレートもやっぱりいいなって噛み締めました。声がいいの…あと毎回ばか?って感じですけど「大きい…」って思う…女の人も多かったからかな。スタイルがいいって素晴らしい〜
惚れ直しました。毎回惚れ直してるしずっと惚れてるんですけども。
何かございましたら。
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まだ続きそうな集大成「舞台 刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰」感想
初演以来の刀ステ。友人に誘われ行ってまいりました。
ずっとステのシリーズを追いかけていたわけではなく、見る前に駆け足で過去作をDVDで見たしゲームも早々に辞めてしまった人間の感想です。
ネタバレもあります。好意的じゃないことも書きます。あしからず。
話の構成とか
うーん。1幕までは面白かったです。え、どうなるの?って感じが続いたし、刀であるがゆえの物語。刀剣男士というものが人工的に付喪神化したものだとしたら鵺は自然発生した付喪神的存在だなーとかその対比とか。
ただ結局集大成というにはモヤモヤが残りすぎてなんだかなあとは思ってしまいました。というかもはやストレス。集大成って言うなら謎解き明かしてくれよ!それかもうすこし考察しがいがあるようにしてほしい…ヒントが少なすぎ。
円環にとらわれている三日月が、理由を最後までぜんっぜん!話さないんだけど本丸の皆のためなんだろうなとは想像できますけどせめて誰か、それこそずっと見守ってきた山姥切にだけは伝えるとか。それくらいあってもよかったんじゃ?
三日月だけでないけどなんか乙女ゲーでよく思う「報連相しろ!!!」みたいなツッコミを何回も思ってしまいました。悲劇は報連相がうまくいってないから起こるんだなあ。(違う)
演出
すごく足し算が多くて引き算が少ない演出と脚本。まず上演時間長い。結構削れるシーンあったと思う。
殺陣もかっこいいけど続くとしんどいし、長い割に内容がそこまであるわけでなく問題が解決しないから爽快感がない。
あと映像が凄い多かったんだけどそんなに説明もしなくてもわかるから!!観客のイマジネーションの力使わせてくれ。時間遡行軍が天から降ってくるのとか、歪?が割れるのとか映像で映さなくても音とか照明で想像するよ……微妙なフラッシュアニメみたいなの笑ってしまうからやめてほしい。
「悲しいとは心に非ずと書いて悲しいと書く」(だっけ?)とかも文字が映し出されるんだけどわかるから!!!
あと歴史がバーっとダイジェストされるところもそんなアンサンブルさんに何度も着替えさせて負担やばすぎでしょ?!って思った…50回以上ある舞台なのに、役者への負担が半端なさすぎる。
末満さんは以前Kとかでも役者に良くない意味で肉体的に負担させる人だなぁって思ったからできれば好きな子に出て欲しくないなぁと思ってしまった。必要ならどもかく、削げる部分を残すのは演出家の怠慢じゃないかと思います。
全ての公演を全て同じコンディションでやることは難しいけれど、それを限りなく可能にして行くのが演出家の仕事じゃないんでしょうか?
最後のカーテンコールの勝鬨の歌で三日月が歌わないのも演出だと思うんですけどなんかやりすぎっていうか、いやカーテンコールくらい楽しく返してくれよ!?って思ってしまいます。
「よかったな」とか「面白かったなー」って帰りにくい。
そしてこれはミュもだけどキャラ厨じゃないとしんどい劇だなーと。
まあでも舞台観て鶯丸と大包平は好きだなと思いました。
音楽
最高!!いやーmanzoさんの劇伴はいいなあ!
あとはシンヤさんのこだわりの音響システム。ズバって斬るとき爆音でドーン!ってなるんですけどウーハーがたぶん客席に仕込んであって、めっちゃ揺れる(笑)アトラクみたいで楽しかったです。
でもあのスローモーションの中の洋楽だけは解せなかったです。
印象に残ったキャストさん
三日月宗近:鈴木拡樹さん
相変わらず重くて早い殺陣。惚れ惚れしました。圧倒的な存在であることを疑いようもない。素晴らしいです。しかし三日月ーもっと誰かを頼ってくれよー!
不動行光:椎名鯛造さん
とにかく動くとかっこいい!初演のわがままな不動は見ててイライラしたんですけど今回は修行を積んで極めの姿になっての登場ということで、子供らしさも少なくなりめちゃくちゃかっこよかったです。鯛ちゃんのアクションは見てて本当に気持ちいいです。ずっとショタのままでいてください。
顔がめっちゃいい。実は生で初めて見たんですけどめっちゃ顔がよかった。
そして動きもゴリラっぽくて重そうでいい。
大般若長光:川上将大さん
スタイルお化けだ…!!!!
脚が長すぎてびっくりした。これは横に並ぶとスタイル処刑されてしまうやつ…
声がでかくて脳筋ぽくてよかった。この舞台で明るい単細胞はありがたい存在。殺陣はもう少しなところあるけど、役柄的にはありかな。そしていつもツイッターでかわいい写真をありがとうございます。
鶯丸:前山剛久さん
爆裂好みの外見でした。エッチなお兄さんだ…目を伏せるとまつげが長い!美しい。
優しげな声色も大包平を手のひらコロコロしてるのも爆萌えでした。感謝のブロマイドを購入しました。映画では見れないんですね。残念だー…
鵺と呼ばれる:碓井将大さん
初めて見る役者さん。本来敵なんだけど、いじらしく可愛かった鵺。殺陣もすごかった。ブロマイドなんでないの?!ってみんななったんじゃないかな…
ツイッターとかで仲良く飲んだり遊んだりする姿みて、いい座組なんだなーと思いました。みんな中堅どころだしギスギスしてなさそう。
まとめ
集大成って言うてたけどこんなドル箱コンテンツ手放さないんでしょ?!めっちゃ続ける気満々やん!
終演後含みのあるラストやトレブロ交換スペースを見ながら思いました。
続けるなら三日月が円環し続けてる理由教えてくれ…
私は個人的に毛利本丸か吉谷本丸がみたいです。お願いネルケ!マーベラス!
なんでもどーぞ
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良エンタメ!なミュージカル『アメリ』
見てきました!
原作は言わずとしれたおしゃれ映画。私も中学生の時にみたはず。音楽とか雰囲気が良かったけどほとんど覚えてない状態で観劇に望みました。
演出について
全体の感想としては映画「アメリ」をかなりエンタメにしたなーという感じ。
テンポよく、くるくる変わるセットにたくさんの小道具でメリハリがあったので飽きずに見れました。
セットが可愛かった!真っ白なパリの街のセットに影絵や映像がたくさん映り込む。ドアを開くと鮮やかな赤や黄色の部屋。モノクロの現実と、内面のカラフルさを強調したかったのかな?と。
基本プロジェクションマッピング否定派なんですけど、今回はいい感じだったのでは?
ヒロインアメリと相手役ニノが街を追いかけっこするたびくるくる建物が移動したり、電話ボックスが現れたり消えたりして、目で見て楽しめた。映画とはまた違ったビジュアルの楽しみがあったなーと。今風というか。
音楽があんまり耳に残らないのが残念。映画がすっごく印象的だっただけに。
Amelie Soundtrack - Yann Tiersen {Original-Unmute}
AKBという守られた場所から女優として外に出ていくことになった渡辺麻友ことまゆゆをコミュニケーションを取ることが苦手だけど、恋をして変わろうとする、一歩踏み出すアメリにしたのはいいなーと思いました。狙ってたと思うんだけど狙い通りですね。
キャスト
アメリ・まゆゆ
可愛かった!顔小さくて肌が陶器みたいで足が細すぎて心配になるくらい。人種が違うなと思いました。
声が少し細く、表情が少し硬かったけど初舞台とは思えない。
ニノ・太田さん
私の好きな情けない役の太田さんだ!!「デパート!」のときと少し似た役どころなんだけどおっちょこちょいでオタクっぽくて暴走しがちででも優しい、そんなニノが最高キュートでした。
全然オタクじゃないのにオタクっぽい喋りがうまいんだけど何で?笑
這いつくばって証明写真の機械に手突っ込んだり、アルバム忘れて電車でパニクったりしてるの面白すぎた。ハマる。
でも歌うと腹から声ヴァーーーーーーーーン!!ってでて最高。皆ー!この素敵な人が私の推しでーす!!!って誇らしくなりました。まあ私は何もしてないんですけど…
紫のパーカーとか緑のシャツに青いネクタイとかいうトンチキファッションがとても似合ってました。好きです。
ちびアメリ・叶英奈ちゃん
激ラブリーだった。最近の子役、うますぎるししっかりしててビビる。演技以外にもたくさんタスクこなしてて大人顔負けです。カテコのとき、ちょっと見切れる位置だったんだけど出る前指揮しててかわいすぎた…連れて帰りたい。また見たいなー!
藤木孝さん
アマゾンズの会長だよ!!いい声で歌もうまくてびっくりした。アマゾンズのせいで怖いイメージがあったんだけど孤独で優しい画家を好演してらっしゃって、萌えました。カテコでもノリノリで素敵でした。
藤木さんだけじゃなくて植本さんや勝矢さんといったベテラン勢がうまくて安心したなー。女性では野口かおるさんがSM店の店員のときめっちゃ面白かった。独壇場。
客層
元AKBのまゆゆの主演作、というわけで、客層もちょっと違う感じでした。
アイドルがいる舞台ってペンラもってきたりとか、声かけたりする人がいたりすることもあり嫌な思い出もあるんですけど今回はそこまでそんなに気にはならなかったかなと。(携帯ならしたやつは許してないよ!)
男の人が多かったけど、女の子のまゆゆファンも沢山いて、「あ、やっぱり同性人気高いんだな!」と実感。たくさんブロマイド買ってにこにこしてていいなーって思いました。ポスター山ほど買ってた人がいたんだけどあれはどうするの…?転売?それとも部屋に飾るのかな(壁紙?)
私は太田さんのブロマイドとパンフを買いました。
客席は反応がちょっとでかすぎる印象。ギャグのところとかで手を叩いて笑ったりする人がいてびっくりしたかな。
しかし今年は森ノ宮にめっちゃ行くなあ。
トイレのテキパキした誘導とでかい声で携帯切ってくれ!っていってくれるところが好き(それにもかかわらず鳴らしたやつ許さねー)
物販の動線はどうにかしてくれ!!会計スタッフ二人しかいなくて牛歩だったなあ。これは困った。
次の太田さんの舞台の観劇は来月の「半神」。原作大好きだし、野田さん版初めて見るし、演出中屋敷さんなので楽しみです。
まったりおたく&マシュマロ
まったりしている。
気が狂ったように遠征もしないし、観たいもの観て、観たくないものみないようにしたらすごく落ち着いている。
推しというからには全通しろとか、できるだけ通え!って思うオタクの皆さんもいると思うけど今は「いや私の勝手だし、私のお金だし、時間だし、所詮趣味だしな」という感じ。
みなさんは推しが出てるおもんない舞台と推しが出てないけど面白い舞台、どっちが楽しいですか?
私は圧倒的後者だなーって思うのでまあ一回は必ず観るけど。無理してしんどい思いをしてまで推しの演技がいいなとか歌がいいなという一瞬のために苦行を積むのは向いてないなと思う。
多分役者オタクの前に舞台作品のオタクなんだと思う。
面白い舞台がみたい。そこに推しがいたら最高。
そう思ってからすごく楽になったしDDといわれようがなんだろうが
まったり無理せず、でも観たい公演は好きなだけ行く
というスタンスで行こうと思っている。
遠征も無理しない。今絶賛東京公演中であんまりお客が入ってないとか言われていますけどまあ大阪は行くし、次も7月だし8月のイベントはいくし(とれたら…取れるよね?)
あとは今年の特撮は戦隊にぼんやりハマってるので、初めてGロッソの素面舞台といわれるものデビューしたいです。
なんと私には珍しく女の子キャラにはまっています。
ずっと好きなジャンルは男だったのに…!!!
黒ステでも桃井ちゃんが可愛かったからずっと杉ありさちゃんのインスタチェックしてるし…(めっちゃかわいいから見てください)
好きな女の子は風の谷のナウシカとラブライブ!の海未ちゃんくらいだったのに…
毎週日曜9:30が待ち遠しい。
そういえばなんかツイッター連携しなくてもいい質問箱的なんがあればいいなと思ってたらマシュマロは連携しなくてもいいんだね!というわけで
何かあれば!
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演技を超えた何かが見える時『舞台・黒子のバスケ IGNITE ZONE』感想2
くろステが終わった…今めっちゃ虚脱感に見舞われています…
とりあえず原作者の藤巻先生を筆頭に中屋敷さん、バンダイナムコ、ゴーチ…
そして!キャストの皆様!!!関係者の方全てに感謝。
大阪公演を観れるだけ観て大興奮して観た後、やっぱりどうしても千秋楽観たくて
ライブビューイングにいってきました!さすがに遠征してまで当日券チャレンジできなかった…今度は絶対楽とりたいよーーーーーーーーーーーー
紫原敦が完璧すぎる『舞台・黒子のバスケ IGNITE ZONE』 - 世界で一番かわいいです
前回紫原敦…しか言ってなかったのでもう少し全体の事書きたいんですけど、いやー千秋楽の青峰大輝が超エモくって!!!
勿論いい意味で。全体のことより演技の仕方とかで頭ガツンとやられてしまったのでその辺中心になってしまうかもしれません。配信があるから配信みたら又ちょっと俯瞰して見れるかな。
ウィンターカップ開幕!
誠凛VS桐皇、誠凛VS陽泉。
今回はこの二試合がメイン。前々回は4試合、前回は3試合と詰め込みすぎの印象でしたが今回は二試合のみ、原作でも人気が高く、アニメは総集編で一本映画にもなった桐皇戦が1幕目一杯使われてて非常に見やすかったです。
しかしウィンターカップ開幕の前にキャプテンの赤司くんに呼び出され、キセキの世代が勢揃いするシーンがあるんですがそこの演出だけは最初なんじゃこりゃ~(笑)ってなりました。
今回黄瀬くんがいなかったんで、どうするのかなーと考えてたらまさかの幕に写真が投影…!赤司くんと黒子のみ実物というものでした。苦肉の策かな?しかし最後に黄瀬以外出すならもうずっと全員シルエットとかでよかったんじゃ?どこ行ってん黄瀬!笑
誠凛VS桐皇
素晴らしかったです!
くろステのいいところの一つにキャス変がほとんどなく、できるだけ同じキャストで進んでることだと思うんですけど*1勿論何人か変わってますがメインキャラは一緒。
レギュラー全員(+桐皇誠凛はマネ)で部活みたいに仲がいいのが伝わって、めっちゃいいなーと思ってました。桐皇は桜井役だけが変わっちゃいましたが、それを感じさせない結束感がある。そもそも桐皇はバラバラなチームで、「それぞれが点取ったらええやんけ」みたいなチームなんですけどね。まあ良いじゃないですか。
年上で、キャプテン・今吉役の林明寛さんが ユニークさで盛り上げ、達者な演技でまとめ上げてくれるのがこっちまで伝わってきて、あーいいチームになったな。と思わされました。
日替わりで笑わせるシーンとか毎回外さなくてすごかったし、最後の引退のシーンとか、正直漫画では何も思ってなかったのにあっきーさんの今吉先輩が涙をこらえてる演技でめっちゃ泣いてしまった。泣くと思ってなかったのでびっくりした。
実はあんまりマンガ・アニメでは今吉先輩が好きじゃなかったので二重の意味でびっくり。
くろステは好きじゃないキャラを好きにしてくれる不思議な舞台です。
なんで?
やっぱりいま・ここにキャラクターが存在してるからなんだろうか。
でもそんなこと言うてたら全部の舞台そーなっちゃうよね?役を演じてる人からにじみ出たり、あらたな肉付けがあるからなのかな。
青峰大輝という純粋な人
とにかく小沼くんが公演中どんどん進化していくのが目に見えてわかった。
正直第一弾のときはスタイルは良いけど発声の仕方と動きがふにゃふにゃで青峰くんにしては弱すぎるなあー黄瀬のが強そう…とか思っていたんですが、今回はドリブルを始めとした動きがしなやかな感じになってていいじゃん!!!かっこいい!!って思ったんですよ。
原作の青峰くんってめちゃくちゃ天才で、それ故の孤独と倦怠と諦観が魅力的なキャラクターだと思うんですが、もともとはただのバスケ馬鹿で、純粋な人だと思うんですね。
そのピュアの部分が漫画的表現によってほぼほぼ抜かれてしまったのが原作の(高校生の)青峰くん。
で、そのピュアな部分がにじみ出てしまっているのが小沼くん演じる舞台の青峰くんだと私は感じました。
青峰大輝はずっと、自分を超える何かを待っていた。
ずっと自分のバスケを殺してくれる人を待っていた。
「いつからだろう 朝、欠伸しながら家を出るようになったのは?いつからだろう 勝っても何も感じなくなったのは?ただ俺はすべてをぶつけさせる相手が欲しかった。ずっと望んでいた。勝つか負けるかわからないぎりぎりのクロスゲーム 感謝するぜ テツ」
火神くんという好敵手が現れて、またかつての仲間の黒子がパスによるアシストによって破られる。この展開を誰でもない青峰大輝が待ち望んでいたのだ。
黒バスって「天才・もしくは凡人たちの苦悩」を描くのがめっちゃうめー!って個人的には思うんですけど、その天才の苦悩が打ち破られて、カタルシスめっちゃ感じられるのがこのウィンターカップ・桐皇戦だなーと。
話を舞台に戻して。
中学時代、黒子とともに時間外練習しているシーン、めちゃくちゃ良かったです。
バスケが好きなやつに悪いやつはいない!と笑顔で話すおぬ峰くん、本当に純粋なバスケ馬鹿!って感じでぐっとくる。
「チームに必要ない選手なんていねぇよ。たとえ試合にでられなくても、誰よりも残って練習している奴が全く無力だなんて話があってたまるかよ。諦めなければ必ずできるとはいわねぇ、諦めたらなんも残んねぇ」
ここで涙腺崩壊。
才能ないから諦めようとする黒子に、優しさではなく心からそう思って声をかけてるんだなって思わされる。心の底からバスケが好きなんだなと。これはもうね、小沼くんが本来持ってるピュアさ故の演技だと思うんですよね。
だから逆に高校生になって、諦観してる青峰くんが嘘というか、虚勢を張っているのだと、早く俺を殺してくれと叫んでいるんだと感じさせられるんですね。
そして無事?火神くんと黒子による「チームバスケ」に殺された青峰くん。
「バッシュ新しいのほしいんだよ。あー、練習してぇ」
沁みる…
凄くいいシーン。 初見でぼろぼろ泣いてしまった。
演技を超えてしまうことは悪か?
千秋楽は小沼くんが感極まったのか涙ボロボロに。
セリフも途切れながらのシーンとなり、対話者の桃井ちゃんも泣いて、我々観客もボロ泣きしてしまいました。
3年間、桐皇のエースとして、圧倒的な天才として立たなきゃいけなかったプレッシャーとか、もうこれで桐皇の試合はなくなってしまうとか、そういった感情がないまぜになって
「あー…練習してえ」
というセリフが今、小沼くんの心情と青峰くんの心情がクロスオーバーしての涙だったと思います。
しかし、原作の青峰くんはここでは涙しません。
これから先の物語で真に「チームで勝つ・仲間と勝つ」ことの意義を知るシーンで泣くからです。だから本当はこのシーンで青峰くんはないちゃいけない。
青峰くんの演技としては「不正解」だったと思います。
でも不思議なことに嫌な気持ちにはならず、小沼くんが泣けない青峰くんのために泣いてくれたのかもしれないなあと考えられました。そういった空気が劇場にはあった。
こういう演技を超えたところに何かが見える瞬間ってたまに出会うんだけど、本当に不確定で、そして危ないものだなと思うんですが、それゆえに「生」でお芝居をしていて、一度たりとも同じものがないんだなってことを再確認させられます。
不正解の中の正解だなーと感慨にふけりました。
でもDVDにはできたら正解の方の、泣いてないバージョンが収録されると良いな。とは思っています。これはなんていうか、千秋楽まで追っかけた人の偶然見かけた素晴らしい必然ってことで。
また今回の試合で物語上でも引退する今吉先輩が原作では引退を淡々と喋っていたのにもかかわらず声を震わせながら次世代にたくしていく姿も人間味を加えられて、キャラクターに肉付けをしていく。
いわゆる2.5と呼ばれる舞台で感じられる幸せな偶然と必然が心地いい、そんな一幕でした。
舞台 「黒子のバスケ」 IGNITE-ZONE 終 ー アメブロを更新しました#本当にお疲れ様でした#最後の試合https://t.co/5xGAEeayUB pic.twitter.com/Ht0d6Ak55A
— 小沼将太 (@shota_onuma) 2018年5月16日
これはめっちゃいい小沼くんのブログ記事です。また泣いた
舞台「黒子のバスケ IGNITE… https://t.co/m9IgUbjywZ
— 杉ありさ (@arisa_sugi) 2018年5月17日
ありさちゃんのインスタ記事。ありさちゃんの桃井もまたよくって!桐皇のお姉さんみたいだなーと思いながら観てました。母性が強い。
前までリコかわいい!とひたすら思ってたんですが今回の舞台はもう桃井ちゃんが可愛すぎてなんども心を鷲掴みにされました。女子可愛い舞台、最高だね。今回もブロマイドで感謝の気持ちを表しました。
長いな!!!一旦区切ります。
読んでくださってありがとうございます。
配信はココから!!!!!10日間1800円?安い!見よう!
http://www.kurobas-stage.com/topics.html
ところでなんか今回若手俳優界隈で黒ステの感想が見当たらない…ような。ファンの感想はあるんだけど!それもいいけど原作ファンじゃない人の感想が聞きたいので書いてほしいなあー
*1:ペダステファンの怨念を感じて下さい
新生ってなんだろう? 「ミュージカル 薄桜鬼 志譚 土方歳三編」
ミュージカル『薄桜鬼』2018年4〜5月 神戸 新神戸オリエンタル劇場 / 東京 明治座にて上演www.marv.jp
前回の原田編が初生薄ミュだったんですが今回から演出が変わるということ、実はその演出の西田さんが苦手ということもあって一瞬見るのを迷いましたが、役者として好きな輝馬くんが続投…というわけで見に行って来ました。
ダイジェスト感強い一幕、暗転多い二幕
土方編。ということですがゲーム未プレイでDVDも遥か昔に見たので記憶がほぼない状態。比較は自然前の原田編になります。
なんか暗いな?!が第一印象。
原田編だけ鬼にならないからかな?土方さんメインだからかなんか全体的に暗いイメージ。そして一幕はダイジェスト感がすごくてブツ切れだったのが残念。各々見せ場を作るためにそうしたのかもしれないけど、たしかに皆のきいたことがあるソロは楽しかったけど…いまいち乗れず。
死ぬたびに暗転挟むのも眠くなってしまって何度もウトウトしてしまった。暗転するのは最小限にしてほしい…過去面白くないなあーとか、しんどいなって思う舞台漏れなく転換がダラダラしてる気がする。せっかく段差があるなら照明工夫して見えないようにするとか幾らでもできるのでは…?
殺陣はスピーディでかっこいいし、死ぬたびに花びら散るのも綺麗でした!
西田さんてイメージシーン?とかかっこいい画みたいなのつくるのはうまいんだけど、ダラダラしがちなのが肌に合わないんだったと思い出しながら見てしまった。
土方さんについて
…え、これ、土方さん?
私の苦手なキャラ造形でした。
「燃えよ剣」の土方さんが至高の私にとって薄桜鬼の土方さんは解釈違いなのかもしれない…(ちなみに大河ドラマ「新撰組!」の土方さんと、漫画「ゴールデンカムイ」の土方さんも好きです。)
前回の原田編はメインじゃないから何も思わなかったんですが、変若水を飲んで鬼になる土方さんのことを土方さんとして認められないというかこの世界線の土方さんやだ…って思ってしまうのでした。いやそれ原作の否定やん?!って話で申し訳ないんやけどすみません土方さんの解釈違いです…!
なんか千鶴もなんで土方さんのこと好きになるのかわからなかった…よっぽど三馬鹿のほうが恋に落ちそうじゃね?皆優しいし。そういうことじゃないのか?
思い入れのあるキャラ(っていうか歴史上の人物)や物語はつい厳しい目で見てしまい異申し訳ない。ビジュアルはかっこよかったと思います。でもフラットに見れない。申し訳ない!!
キャストについて
でも役者さんはみんなよかった!
特に新しい沖田くんと山崎はすごくよかったなー!
沖田くんの狂った感じ。初代の廣瀬くんの声と不健康そうな感じが好きだったんだけど、山崎くんの沖田くん(これめっちゃややこしいな)も美しい不健康さがいい。
山崎はジャンプするたびに音すごい鳴ってたけど足大丈夫…?忍者って音立てないイメージだから不思議だったけどあれは演出だと思うんですが。謎だ。
まあ私は輝馬くんの「哀れな亡者♪」聴けて幸せです。
相変わらずキモいとかっこいいと怖いを高速瞬間移動しているような輝馬くんの山南さんは最高だ!ソロ二回あって至福の時でした。もっと輝馬くんの歌聴きたいよ…ミュージカル出てよ…
新生ってなんだろう?
ところで新生薄ミュって聞いてたけどどのへんが新生だったのかよくわからなかった。
キャストも一部そのままで、音楽も代わり映えなく。演出はかわったけど、ガラッと変わった印象がないなあ。
もっと変えるならバンバン変えて、えっこれ薄ミュ?!って驚かせて欲しかったな。キャス変わったっていってもこれまでも沢山キャストチェンジしてたじゃん。
まあ私新規なんで余計わからんのかもしれないですけど。薄ミュ通の方教えてください。
お友達に初代の土方編を借りたので、また比較とかできたら良いかなーと思っています。