何が面白いのかを提示し、理解させること〜ミュージカル『薄桜鬼』原田左之助 篇 〜
今回輝馬くんが出てると言うことで観に行ってきました。
原作未プレイ、DVDで過去作の曲部分を流し見程度の知識。
いやー楽しかったです。
何がいいって展開が猛スピード。
あと「ミュージカル」だとしっかり言えるくらいの歌の数々。
2.5ミュージカルっだいたいキャラソンみたいなのをちらっと歌うだけだったり、しかもそれがへ…く…だったりするから音楽部分で不完全燃焼するんですけどそれがなかった。
ダンス!殺陣!歌!!オラッ!恋愛要素!!!!!!
みたいな感じでどんどん展開していくうちに舞台が終わってました。
やっぱり最後、原田が士道よりも女をとる展開には「うーーーーん」となってしまったけど、「まあ乙女ゲーだしな」と割り切れました。
このシリーズ、よく一緒に舞台を観に行く友達がすごい好きで、DVDも何度か見せてもらってたんだけど、見せてもらった当時(2年前くらい?)は乙女ゲームが苦手で、さらに新撰組の恋愛もの、しかも吸血鬼みたいなものに生まれ変わってまで生き延びる隊士というのが解釈違いで見に行っていませんでした。
私の中の小さな歴女が「士道不覚悟で切腹しろ!!」と叫んでいた。
羅刹(なんか吸血鬼みたいなん)となってまで生き残る隊士にたえられなかったんですね…
まあ今でも嫌なので今回原田と永倉が羅刹にならなくてよかった!!!!永倉は女も選ばなくてよかった!!!(原田!てめえーーーー!!!)
でも幕末ROCKという偉大なはちゃめちゃ作品が好きになってから好み好みじゃないはおいておいて
「こういうことがしたい!」「これはこういう表現だ!」
って主張があって、かつそれをちゃんと提示してくれる作品はエンターテイメント作品としては強いし、
面白いなってことにきづいたんですね。幕末ROCKも薄ミュも。ペダステもそうですね。合う合わんはあるにしろ。
こういうのが面白い!って自信持って提出してくれるのがわかる。シリーズを続けてこられた自信も垣間見えるし、ちゃんとクオリティ高く仕上げてる。
歌唱力はめちゃ高い人がたくさんいるわけじゃないけど、極端に下手な人はいないし、安心して観れる人が何人かいる。(輝馬くん、佐々木くんとか)
演技面では井俣さんがひっぱってくれるし、脇を固めるアンサンブルの動きはキレがいい。不知火役の柏木くんは一番長くやってるのかな?彼の存在は大きいよね。たぶん主演の東くんはだいぶ助けられていたのでは。そういう、カンパニーとしての力もあって、素晴らしいなと思います。
黒執事もよかったし毛利さんは信頼が置ける演出家さんだな。夏の本公演見たい。
メインの攻略ルートは全部終わったみたいなのであとはサブルート?をやるしかないと思うんだけど、せっかく楽しめるようになったのでまたやってほしいな。
私は輝馬くんが好きなんで山南さんルートがみたいです!!!(あるのか知らないけど)絶対面白くなる…
届けマーベラスこの思い!!!
輝馬くんの悪役っぽいセリフまわしクセになるんですよね…
歌もどんどんうまくなって、完全に歌うま枠。ありがとう。英語のソロ曲と狂った演技最高だったよ。動きが本当に気持ち悪い…いい…
一般ミュにもチャレンジしてくれないかなあ。もっと輝馬がみたいよ!
もっと輝馬の0からつくりあげた姿見たいよ!!!
おーーーーい!輝馬ーーーー!!!!聞こえてるかーーーー!!!!!(手紙にかきます)
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私は初演が好き。