書きそびれた感想「七つの大罪」「jerseyboys」「真剣乱舞祭2018」
もう2018年も終わりますね。めちゃくちゃ久しぶりにブログ書いてる気がする。
8月から止まってるけどちゃんとオタクはしてました!
さらっと見に行った舞台などの感想を。
『七つの大罪』
めちゃくちゃダイジェストで、物語を味わう時間もなく終わってしまった…
展開は早いけど、息つく間もなくというより「快速電車に乗って風景を見てる感じ」がでした。
ミュージカルと銘打ってないのに歌が多くてびっくり。なんかこういう舞台最近多いな。ファンタジーものの舞台ってやっぱり難しいのかな?と。
次あっても見にいくかは微妙な所です。
『ジャージーボーイズ』
めちゃくちゃ楽しみにしていた再演!2年ぶりのジャージーは相変わらず最高でした。
ブルーとホワイトどっちも見てどっちもよかったんですけどフレッシュさと危なっかしさがあるブルーが好みでした。
【ブルー】
伊礼さんのトミーはタッパもあって、少し凄みがあり、でもどうしようもない感じがめちゃくちゃいい。
spiさんのニック、「ニックって可愛かったんだ?!」と驚き。悲劇と喜劇の混じり具合がいい。
ぴろし君が可愛くて悶えていた。「ハットトリックだ!!」っていうセリフが最高に好きなんですけど…2年前よりずっと歌が上手くなっててすごいー
中川さん、圧巻。彼以外に日本でできる人が出てくる日はやってくるのか?!
太田さん。かわらず面白かったし物語のアクセントとしてしっかり立ってて最高でした。しかしもっと歌聞きたい。
ジャージー、1年に一回はみたい。
『真剣乱舞祭2018』
お祭り!!今年も楽しかった!去年も楽しかったけど今年のがなんか全体的にバランス良くて楽しかったような?お芝居パートほぼ無しのほぼほぼライブだったからかな?
太鼓の音は日本人だからかやっぱり気持ちいい。クセになるー!
現場だとキマりすぎて記憶があやふやなんで早くアーカイブ配信でみたいですね。
すぐ記憶をなくすのでイントロ流れるまで次の曲なんだったか覚えてないんですけどまあそのおかげで何回見ても楽しめるのでいいとしようか…
村正の出番はそこまでないけどまあ本公演やってないですもんね。
客おりでちらっとですが近くに来てくれて嬉しかったです!
今年は蜂須賀の動きとキャラがすごい面白くてずっと笑ってた。かわいい。
そしてやっぱり動く膝丸は最高だなあ。祭りの時力強くてかっこよかったです。双騎見たいけどまあ無理だな…
三日月さんもさすがの貫禄でした。上品なセンター力がある…相変わらずビジュアルがいい。
新堀川くんのソロ、聴けてよかったです。さすがの透明感でした。
今年で2年目なので、キャラとかだいぶわかってきて楽しめました。せっかくなので感謝の気持ち?でゲームも再ダウンロード。推しが出るまでは続けようかな。
ところで三百年の子守唄のチケットがお友達に譲ってもらう予定の1枚しかなくてこの激戦いつまで続くんだ。
らぶフェスもチケット交換を目を皿のようにして探していたんですが、もうしんどいよー…推し様、とりあえず刀ミュ以降のスケジュールください!!
こんなに泣くなんて聞いてなかったよ!「宝塚BOYS」team SEA
推しのイベントとはしごで「宝塚BOYS」を観てきました!
前々から観たかった宝塚ボーイズ!良知くんと藤岡さん目当てで行ってまいりました。
めちゃくちゃ感激したけどこんな鬱展開だなんてしらなかったよ!!!!
あらすじ
2014年、創立100周年を迎え、“女性だけのレビュー劇団”として、いまや日本のみならず、世界でも知られる存在である、宝塚歌劇団。
その長い歴史の中で、かつて「男子部」があった事実は殆ど語られていない。
1945年、「明日の宝塚スター」を夢見て集まって来た男たち。しかし9年後、解散。その間、彼らはメインステージである宝塚大劇場に一度も立つことはなかった。
そんな男たちの、ちょっと可笑しくて切ない青春グラフティ。
2018年夏、すべての熱い期待に応え、2チームのNEW BOYS誕生!
BOYSに5度目の夏がやって来る!
公式サイトより
最高故に辛い最高のレビュー・ショー
ちょっと可笑しくて切ない青春グラフティ。
あらすじのこれ!!!
おい!!!!ちょっとどころじゃないですよめっちゃ切なかったよ注意書きして?!
前々から観たかったと言ってましたがそれは「宝塚ボーイズ」というタイトルから想像して「きっと男版宝塚!夢と希望に溢れた舞台なんだろうな!レビューもあるよね!羽背負うらちくん観たすぎー」とか軽く思ってたくらいで、ろくにあらすじも見ずにみたんですね。
戦争が終わって、憧れの宝塚に男子部ができる!と聞いて喜び勇んだボーイズたちが、2年のトレーニングを積む。ときに喧嘩あり…ていうかだいたい喧嘩してて、それでも切磋琢磨して絆ができていく。
しかし待てど暮らせど表舞台にろくにたてず、やっと舞台に出れると聞いたら馬の足部分…!内外から「宝塚に男はいらない」という批判。
それでもいつか大劇場に立てると信じてがんばってきたけれど、ついに男子部はなくなってしまう…
ここまでの展開でもう涙腺崩壊で必死で鼻をすすらないようにハンカチを押し付ける私。
後押ししてくれた営業(かつて宝塚の演出家を志し諦めた男)の
「所詮ここは宝塚だったんだ
女の園、男には居心地が…悪い場所だ
宝塚男子部を小林先生に進言したのはこの俺だ
だから俺もお前達と一緒にこの宝塚を去る
さっき辞表を出してきた」
という言葉……
重い!重すぎる!!
そして、最後、舞台セット奥が割れ、奥から宝塚の大階段が現れ、ライトアップされミラーボールが光り、燕尾服を着てさっそうと歌い踊るボーイズたちの夢のレビューショーが始まるんですけどもうそこで苦しくなるくらい泣けて泣けて泣けて泣けて……
こんな泣きながら嗚咽漏らさないようにしながら見るレビューある?!
あまりにもボーイズたちが好きになってしまったので阪急電車の信者なんですけど、一瞬小林一三さんを憎んでしまった。
でもボーイズたちの黒燕尾服とシルクハット最&高でしたし
ラテンっぽい?フラメンコみたいなウェストが極端に上がったパンツ姿めちゃくちゃ色っぽくて最高でした。最高だからこそ泣けた。
きっつ!しんどい!!かわいい!!!苦しい!!!がっごぃぃーーーー(泣)
感情がぐちゃぐちゃです。
キャストについて
私が観たのはチームseaで割とベテランが多い印象だったんですけど、skyは若手中心で、また違った見方ができそうだなー
藤岡正明さん
皆様素晴らしかったですけど、特に素晴らしかったのが藤岡さん!!
ジャージー・ボーイズのときのトミー役もめちゃくちゃハマっててすごいなーこの人!って思ってたんで、また見れる!と嬉しく思ってたんですが、最初どこにいるかわからなかった…
関西弁ばりばりで、だみ声っぽくて髪型もおかっぱ?みたいなかんじだったからかな?上手い人いるなー藤岡さんはまだ?って思ってたら1幕が終わった…え?!待ってもしかしてあの関西弁?!ってなりました。
2年越しにお見かけしたからってのもあるんですけどいやー凄い…役者だ…
だみ声なのに歌がうまい…なんじゃこりゃ…またみたい俳優さんが増えてしまった…
レビューのときのどたばたダンス愛しすぎでしょ…
良知真次さん
レビューショーのときのらちさんは本当に最高に最高で最高なんだ!(語彙)
オールバックから前髪垂らして前述のアゲアゲパンツ履いてるときかっこよすぎて頭がおかしくなった。センターが似合う!かっこいい!らちさんは私の舞台上のリアコ枠俳優です(※実際リアコじゃないです!)
ドリアン・グレイも観たい…ビジュアルが最高
幕末ROCK!!のときのキュートな坂本龍馬と、ソルシエのときの不敵な弟役とかが印象的で好きなんですが、今回の気弱でクソ真面目な青年役もよかったなーかわいかったです。踊りが初心者といいつつくるくるきれいに回ってて笑った。
まとめ
夢がある人や、夢を持っていた人にはきついけど胸に来る舞台でした。
感情ぐちゃぐちゃになりますが、めちゃくちゃいい舞台でしたので、迷われてる方はぜひ。まだ大阪、名古屋、久留米もあるよ!
初めて推しのチェキが当たった
久しぶりに東京に来ました。
主な目的は太田さんと佐藤くんのイベントで、宝塚boys、特撮舞台挨拶と、ジャンプ展にも行く予定です。一泊二日で盛り込みすぎでは?!
さらに違う舞台ぶっこもうとしてたのですが友人に「ジャンプ展わりかし並ぶで!」っと言われたので泣く泣く削りました。
もう一泊すりゃ良かった…
太田さんのイベントはここ最近ずっとTIATスカイホールという羽田空港の中にあるホールです。
アクセスしやすく有難いのですがケチって早朝の便に乗ったのでめちゃくちゃ暇…なのでカフェでブログ書きます。
前置きが長い!
そう。タイトルにもしたんですが初めて!初めて太田さんのチェキが当たったんですー泣
嬉しすぎて同様して家で叫んでしまいました。
くじ運も普通、席運もまぁ普通なんですが、懸賞系はまぁ打率良くて、5割くらいでものが当たるんですけど、太田さんに限って!!推しに限っては欲が見破られてるのか本気度が強すぎるのか全く当たらなかったんです…
生写真はお金出せば手に入るけど、チェキはお金出しても手に入らないし、この世に一枚だけなんだよー!!!
雑誌のアンケートとかウェブアンケートとかも割とマメに応募してたんですがことごとく外れ!イベントの座席当選とかも絶対当たらない笑
もうこりゃとことんダメだなーっと思いつつもアンケート答えてファンいるよアピールはしとこうと、ちまちま続けておりました。
そしたら四年越しに!!
サイン入りのチェキがー!!!泣泣泣
めちゃくちゃ可愛かったし嬉しかったです。
継続は力なり…
大事にします。
皆さま、座席当選は完全に運ですが、懸賞系は感想とか丁寧に書いたら割と打率いいと思うので、諦めずに頑張っていきましょう!!
それでは、イベント行ってきます!
言葉と肉体の洪水に溺れる『半神』
雑感
大阪公演観てきました。めちゃくちゃ良かったです。
もともと原作が好きだったし、こういう小劇場とかアングラ・実験的な舞台も好きだったので大いに楽しみました。野田秀樹さんの舞台、なにげに見たことなくて(見たいと思っても毎回チケット争奪戦がしんどい…)中屋敷さん演出で触れられて良かったなと。NODA・MAPいつか絶対みたいな。
そしてまさか「半神」に太田さんが出るとは思ってなかったので嬉しい。きっと黒ステで中屋敷さんとのご縁があったからですね。中屋敷さん、ありがとうございます…!
あらすじ・脚本について
痩せこけて醜い容姿ながら高い知能を持つ姉のシュラ(桜井玲香)と、誰からも愛される美しい容姿だが知能が低く話すこともできない妹のマリア(藤間爽子)。だが、2人の身体はつながっている結合双生児の姉妹だった。姉のシュラは、いつまでも愛らしく無邪気で周りの人々の寵愛を一身に集める妹のことを疎ましく思いながらも、マリアを支えつつ2人で生きていた。
しかし、10歳を目前にして2人の身体はその負担に耐え切れず衰弱してしまう。救う方法はただ一つ、2人を切り離すこと。果たして、2人のゆく先は……?
ホームページより。
原作は萩尾望都さんの傑作短編漫画『半神』。わずか15ページの原作ですが、何度読んでも素晴らしい名作です。未読の方はぜひ。
この原作を野田秀樹さんが大胆脚色。おそらく萩尾さんの作品の『霧笛(原作:レイ・ブラッドベリ)』からの引用も多いです。 『ウは宇宙船のウ』に入ってます。
肉体と言葉の洪水
膨大なセリフに加え、運動量も半端なく、洪水にのまれるような2時間でした。
この記事の写真にあるとおり、セットの木の床がなだらかに傾斜していて、更に舞台奥で急激なカーブを描いて直角に立っていて、IMPの見づらい客席(前方列がフラットなんですよ…)でも見やすいです。ありがたい!
しかし反面役者の体にはむちゃくちゃ負担がかかっていると思われ……
傾斜のなか、踊ったり走ったりが多いし、また壁にはブロック状の棚みたいなものがあって、そこに飛び乗ったりクライミングのように登ったり引っかかったり。
私の見た回、なんどかけつまずいたりしてる人がいてハラハラ。
ダンスが多用されていたのですが、モノにしてる人と、体に馴染んでない人の差がはっきり見えてしまって気になりました。
セリフが早口&情報量多くてお頭がパンクするかと思いました。しかし終わったあとには心地いい疲労感。「あー…お芝居、見たな!」
キャストについて
シュラ…桜井玲香さん
いやー素敵でした!音楽番組をめっきり見なくなったのですごい人気らしい。乃木坂。くらいしか知識がないんですけど(申し訳ない)アイドルされている上で培われたものを遺憾なく発揮されているんだろうなという印象。早くて鋭い動き!
桜井さん自身はすごくきれいな方なので、どうやって醜いシュラを演じるんだろうと思ったら、ボサボサの茶髪に低ーい声で醜さを表現。なるほどなー!
めっちゃかっこよかったです。
マリア…藤間爽子さん
シュラと反対になめらかで美しい動き。日本舞踊の方なんですね。
あどけない笑顔と透明感が素敵。
シュラマリア、衣装がよかったなー!そしててっきり布とかでくっついてると思っていたけど完全に独立した衣装で、動きで「二人で一人」を表現してるのが良い。
先生…太田基裕さん
原作では完全にシュラ(漫画ではユージー)に感情移入してたんですけど、私が太田さんファンということもあってか、脚本の構成のせいか、家庭教師の目線が一番観客に近いような印象でした。面白い。
不思議の国のアリスみたいな立ち位置だなと思いました。
「割り切れない世界」というキーワードがよく出てくるのですが、その世界に翻弄される双子と、その双子に、なくなったおじいちゃんに翻弄される姿が異世界に迷い込んだ我々と親しくて、ほっとする役どころ。
この記事でも不安を漏らされてますが今回太田さんすごく悩んだろうな…とか苦しそうだな…と思うことが多々あり。
それがなんか悩める「先生」としての相応効果をなしていていい化学反応だったんじゃないかなと思います(贔屓目?)真面目な方なので、すごく悩んだ軌跡が見える。
余裕ある姿より、あわあわしてたり、チャレンジされてる姿をみたいので、これからもいろいろ挑戦してほしいなーと勝手に思いました。(スパルタオタク)
しかしこんなに膨大なセリフを喋る推し初めてかもしれんな…と感動もしました(笑)
あとダンスが馴染みないコンテンポラリーダンスということもあってか体に馴染んでなさすぎて良くない意味でどきどきした…芝居してるときの動きはいいのに…
「ああ、振り付けられてるのを動いてるんだなあ」って瞬間が多々あって…振り付け…もう少し太田さんの体に合った動きを付けて欲しかったな…
あと書生姿最高。
なんでブロマイドないんですか!!!!!!
右子・ガブリエル…田中穂先さん
黒ステでみた穂先くん、めっちゃ上手いなーって黒ステから思ってたけどやっぱりうまかった。背も高いし体も効いて、女装も似合ってて素敵。柿喰う客また見ないとだわ。
左子・マーメイド…浅場万矢さん
声がめちゃくちゃ聞き取りやすくて心地いい…面白くてきれいで気づいたら出番を待ってた
老数学者・老ドクター…松村武さん
すごかったー…きっと野田さんの役だなとすぐわかる、かき回しまくるキーマン・トリックスター。ドキドキさせられる。
まとめ
中屋敷さんの演出やっぱ好きだわ…と革新したので今度は作・演も中屋敷さんのを見たい。
最近はミュージカルが多かった太田さん。ストレートもやっぱりいいなって噛み締めました。声がいいの…あと毎回ばか?って感じですけど「大きい…」って思う…女の人も多かったからかな。スタイルがいいって素晴らしい〜
惚れ直しました。毎回惚れ直してるしずっと惚れてるんですけども。
何かございましたら。
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まだ続きそうな集大成「舞台 刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰」感想
初演以来の刀ステ。友人に誘われ行ってまいりました。
ずっとステのシリーズを追いかけていたわけではなく、見る前に駆け足で過去作をDVDで見たしゲームも早々に辞めてしまった人間の感想です。
ネタバレもあります。好意的じゃないことも書きます。あしからず。
話の構成とか
うーん。1幕までは面白かったです。え、どうなるの?って感じが続いたし、刀であるがゆえの物語。刀剣男士というものが人工的に付喪神化したものだとしたら鵺は自然発生した付喪神的存在だなーとかその対比とか。
ただ結局集大成というにはモヤモヤが残りすぎてなんだかなあとは思ってしまいました。というかもはやストレス。集大成って言うなら謎解き明かしてくれよ!それかもうすこし考察しがいがあるようにしてほしい…ヒントが少なすぎ。
円環にとらわれている三日月が、理由を最後までぜんっぜん!話さないんだけど本丸の皆のためなんだろうなとは想像できますけどせめて誰か、それこそずっと見守ってきた山姥切にだけは伝えるとか。それくらいあってもよかったんじゃ?
三日月だけでないけどなんか乙女ゲーでよく思う「報連相しろ!!!」みたいなツッコミを何回も思ってしまいました。悲劇は報連相がうまくいってないから起こるんだなあ。(違う)
演出
すごく足し算が多くて引き算が少ない演出と脚本。まず上演時間長い。結構削れるシーンあったと思う。
殺陣もかっこいいけど続くとしんどいし、長い割に内容がそこまであるわけでなく問題が解決しないから爽快感がない。
あと映像が凄い多かったんだけどそんなに説明もしなくてもわかるから!!観客のイマジネーションの力使わせてくれ。時間遡行軍が天から降ってくるのとか、歪?が割れるのとか映像で映さなくても音とか照明で想像するよ……微妙なフラッシュアニメみたいなの笑ってしまうからやめてほしい。
「悲しいとは心に非ずと書いて悲しいと書く」(だっけ?)とかも文字が映し出されるんだけどわかるから!!!
あと歴史がバーっとダイジェストされるところもそんなアンサンブルさんに何度も着替えさせて負担やばすぎでしょ?!って思った…50回以上ある舞台なのに、役者への負担が半端なさすぎる。
末満さんは以前Kとかでも役者に良くない意味で肉体的に負担させる人だなぁって思ったからできれば好きな子に出て欲しくないなぁと思ってしまった。必要ならどもかく、削げる部分を残すのは演出家の怠慢じゃないかと思います。
全ての公演を全て同じコンディションでやることは難しいけれど、それを限りなく可能にして行くのが演出家の仕事じゃないんでしょうか?
最後のカーテンコールの勝鬨の歌で三日月が歌わないのも演出だと思うんですけどなんかやりすぎっていうか、いやカーテンコールくらい楽しく返してくれよ!?って思ってしまいます。
「よかったな」とか「面白かったなー」って帰りにくい。
そしてこれはミュもだけどキャラ厨じゃないとしんどい劇だなーと。
まあでも舞台観て鶯丸と大包平は好きだなと思いました。
音楽
最高!!いやーmanzoさんの劇伴はいいなあ!
あとはシンヤさんのこだわりの音響システム。ズバって斬るとき爆音でドーン!ってなるんですけどウーハーがたぶん客席に仕込んであって、めっちゃ揺れる(笑)アトラクみたいで楽しかったです。
でもあのスローモーションの中の洋楽だけは解せなかったです。
印象に残ったキャストさん
三日月宗近:鈴木拡樹さん
相変わらず重くて早い殺陣。惚れ惚れしました。圧倒的な存在であることを疑いようもない。素晴らしいです。しかし三日月ーもっと誰かを頼ってくれよー!
不動行光:椎名鯛造さん
とにかく動くとかっこいい!初演のわがままな不動は見ててイライラしたんですけど今回は修行を積んで極めの姿になっての登場ということで、子供らしさも少なくなりめちゃくちゃかっこよかったです。鯛ちゃんのアクションは見てて本当に気持ちいいです。ずっとショタのままでいてください。
顔がめっちゃいい。実は生で初めて見たんですけどめっちゃ顔がよかった。
そして動きもゴリラっぽくて重そうでいい。
大般若長光:川上将大さん
スタイルお化けだ…!!!!
脚が長すぎてびっくりした。これは横に並ぶとスタイル処刑されてしまうやつ…
声がでかくて脳筋ぽくてよかった。この舞台で明るい単細胞はありがたい存在。殺陣はもう少しなところあるけど、役柄的にはありかな。そしていつもツイッターでかわいい写真をありがとうございます。
鶯丸:前山剛久さん
爆裂好みの外見でした。エッチなお兄さんだ…目を伏せるとまつげが長い!美しい。
優しげな声色も大包平を手のひらコロコロしてるのも爆萌えでした。感謝のブロマイドを購入しました。映画では見れないんですね。残念だー…
鵺と呼ばれる:碓井将大さん
初めて見る役者さん。本来敵なんだけど、いじらしく可愛かった鵺。殺陣もすごかった。ブロマイドなんでないの?!ってみんななったんじゃないかな…
ツイッターとかで仲良く飲んだり遊んだりする姿みて、いい座組なんだなーと思いました。みんな中堅どころだしギスギスしてなさそう。
まとめ
集大成って言うてたけどこんなドル箱コンテンツ手放さないんでしょ?!めっちゃ続ける気満々やん!
終演後含みのあるラストやトレブロ交換スペースを見ながら思いました。
続けるなら三日月が円環し続けてる理由教えてくれ…
私は個人的に毛利本丸か吉谷本丸がみたいです。お願いネルケ!マーベラス!
なんでもどーぞ
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良エンタメ!なミュージカル『アメリ』
見てきました!
原作は言わずとしれたおしゃれ映画。私も中学生の時にみたはず。音楽とか雰囲気が良かったけどほとんど覚えてない状態で観劇に望みました。
演出について
全体の感想としては映画「アメリ」をかなりエンタメにしたなーという感じ。
テンポよく、くるくる変わるセットにたくさんの小道具でメリハリがあったので飽きずに見れました。
セットが可愛かった!真っ白なパリの街のセットに影絵や映像がたくさん映り込む。ドアを開くと鮮やかな赤や黄色の部屋。モノクロの現実と、内面のカラフルさを強調したかったのかな?と。
基本プロジェクションマッピング否定派なんですけど、今回はいい感じだったのでは?
ヒロインアメリと相手役ニノが街を追いかけっこするたびくるくる建物が移動したり、電話ボックスが現れたり消えたりして、目で見て楽しめた。映画とはまた違ったビジュアルの楽しみがあったなーと。今風というか。
音楽があんまり耳に残らないのが残念。映画がすっごく印象的だっただけに。
Amelie Soundtrack - Yann Tiersen {Original-Unmute}
AKBという守られた場所から女優として外に出ていくことになった渡辺麻友ことまゆゆをコミュニケーションを取ることが苦手だけど、恋をして変わろうとする、一歩踏み出すアメリにしたのはいいなーと思いました。狙ってたと思うんだけど狙い通りですね。
キャスト
アメリ・まゆゆ
可愛かった!顔小さくて肌が陶器みたいで足が細すぎて心配になるくらい。人種が違うなと思いました。
声が少し細く、表情が少し硬かったけど初舞台とは思えない。
ニノ・太田さん
私の好きな情けない役の太田さんだ!!「デパート!」のときと少し似た役どころなんだけどおっちょこちょいでオタクっぽくて暴走しがちででも優しい、そんなニノが最高キュートでした。
全然オタクじゃないのにオタクっぽい喋りがうまいんだけど何で?笑
這いつくばって証明写真の機械に手突っ込んだり、アルバム忘れて電車でパニクったりしてるの面白すぎた。ハマる。
でも歌うと腹から声ヴァーーーーーーーーン!!ってでて最高。皆ー!この素敵な人が私の推しでーす!!!って誇らしくなりました。まあ私は何もしてないんですけど…
紫のパーカーとか緑のシャツに青いネクタイとかいうトンチキファッションがとても似合ってました。好きです。
ちびアメリ・叶英奈ちゃん
激ラブリーだった。最近の子役、うますぎるししっかりしててビビる。演技以外にもたくさんタスクこなしてて大人顔負けです。カテコのとき、ちょっと見切れる位置だったんだけど出る前指揮しててかわいすぎた…連れて帰りたい。また見たいなー!
藤木孝さん
アマゾンズの会長だよ!!いい声で歌もうまくてびっくりした。アマゾンズのせいで怖いイメージがあったんだけど孤独で優しい画家を好演してらっしゃって、萌えました。カテコでもノリノリで素敵でした。
藤木さんだけじゃなくて植本さんや勝矢さんといったベテラン勢がうまくて安心したなー。女性では野口かおるさんがSM店の店員のときめっちゃ面白かった。独壇場。
客層
元AKBのまゆゆの主演作、というわけで、客層もちょっと違う感じでした。
アイドルがいる舞台ってペンラもってきたりとか、声かけたりする人がいたりすることもあり嫌な思い出もあるんですけど今回はそこまでそんなに気にはならなかったかなと。(携帯ならしたやつは許してないよ!)
男の人が多かったけど、女の子のまゆゆファンも沢山いて、「あ、やっぱり同性人気高いんだな!」と実感。たくさんブロマイド買ってにこにこしてていいなーって思いました。ポスター山ほど買ってた人がいたんだけどあれはどうするの…?転売?それとも部屋に飾るのかな(壁紙?)
私は太田さんのブロマイドとパンフを買いました。
客席は反応がちょっとでかすぎる印象。ギャグのところとかで手を叩いて笑ったりする人がいてびっくりしたかな。
しかし今年は森ノ宮にめっちゃ行くなあ。
トイレのテキパキした誘導とでかい声で携帯切ってくれ!っていってくれるところが好き(それにもかかわらず鳴らしたやつ許さねー)
物販の動線はどうにかしてくれ!!会計スタッフ二人しかいなくて牛歩だったなあ。これは困った。
次の太田さんの舞台の観劇は来月の「半神」。原作大好きだし、野田さん版初めて見るし、演出中屋敷さんなので楽しみです。
まったりおたく&マシュマロ
まったりしている。
気が狂ったように遠征もしないし、観たいもの観て、観たくないものみないようにしたらすごく落ち着いている。
推しというからには全通しろとか、できるだけ通え!って思うオタクの皆さんもいると思うけど今は「いや私の勝手だし、私のお金だし、時間だし、所詮趣味だしな」という感じ。
みなさんは推しが出てるおもんない舞台と推しが出てないけど面白い舞台、どっちが楽しいですか?
私は圧倒的後者だなーって思うのでまあ一回は必ず観るけど。無理してしんどい思いをしてまで推しの演技がいいなとか歌がいいなという一瞬のために苦行を積むのは向いてないなと思う。
多分役者オタクの前に舞台作品のオタクなんだと思う。
面白い舞台がみたい。そこに推しがいたら最高。
そう思ってからすごく楽になったしDDといわれようがなんだろうが
まったり無理せず、でも観たい公演は好きなだけ行く
というスタンスで行こうと思っている。
遠征も無理しない。今絶賛東京公演中であんまりお客が入ってないとか言われていますけどまあ大阪は行くし、次も7月だし8月のイベントはいくし(とれたら…取れるよね?)
あとは今年の特撮は戦隊にぼんやりハマってるので、初めてGロッソの素面舞台といわれるものデビューしたいです。
なんと私には珍しく女の子キャラにはまっています。
ずっと好きなジャンルは男だったのに…!!!
黒ステでも桃井ちゃんが可愛かったからずっと杉ありさちゃんのインスタチェックしてるし…(めっちゃかわいいから見てください)
好きな女の子は風の谷のナウシカとラブライブ!の海未ちゃんくらいだったのに…
毎週日曜9:30が待ち遠しい。
そういえばなんかツイッター連携しなくてもいい質問箱的なんがあればいいなと思ってたらマシュマロは連携しなくてもいいんだね!というわけで
何かあれば!
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